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日本の交通 バス編

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バス

バスの種類と説明

日本のバスは、主に都市部で運行される路線バスと、観光地を巡る観光バス、主要都市間で運行される高速バスに大別されます。
路線バスは自治体や民間企業が運行し、決められた路線、停留所を定時運行します。通勤・通学や通院・買い物などで一般の乗客も利用すること、運転手一人の運行で、料金も乗車時に発券される整理券の種別によって変動すること、荷物スペースなどが小さいこと、などから観光利用するには慣れが必要です。最初は利用経験のある人と一緒に利用するとよいでしょう。
観光バス(ツアーバス)は主要都市のターミナル駅や空港などから著名な観光地を巡るバスで、路線バスの一種ですが、添乗員がおり、多言語対応されている場合が多いので利用しやすいです。観光地を一定料金で周遊するタイプや、空港からホテル、観光地を経て駅や別の空港を結ぶタイプなどがあります。途中軽食や食事などが別料金でつく場合もあります。発車直前まで利用可能な場合もあり、少人数でも運行されます。

路線バス

料金と乗り降りの仕方

大都市部では均一料金区間が多く、車両の前方扉から乗車し先に現金やICカード等で料金を支払って、あとは降車したい停留所に着く直前にブザー等で知らせて後方扉から降りる形式が一般的です。
一方地方や郊外型の路線では、距離に応じた料金体系の路線が多く、車両の後方扉から乗車し、整理券をとる、あるいはICカード等に記録するなどし、降車時は降車したい停留所に着く直前にブザー等で知らせて運転手横の料金箱で支払いを済ませ、前方扉から降りる形式が多くなります。地域によって異なるので事前の確認が必要です。

前乗りの場合(都バスなど)

①バスの確認・乗車
都バスのような前乗り、先払いタイプのバスの乗り方です。
バスの前側上部と左横上部にはバス路線の路線(系統)番号や最終目的地や経由地などの情報が掲示されています。それを見て乗りたいバスかどうかを確認します。

②お金を払う
前乗り、先払いのバスは前のほうの扉から乗車します。後ろの扉も開きますが降車専用なので間違えないように注意します。
事前に料金(運賃)を準備するとすぐに乗れます。おつりが必要なときは運転手脇の料金箱に両替機がついているので両替します。現金のときは支払口にお金を入れ、ICカードのときはセンサーにタッチします。

③席に座る
バスに乗ったら空いている席に座ります。身体の不自由な方、高齢の方など向けのスペースもあるので注意します。窓から頭や手を出したり、走行中に移動したりすると大変危険なのでしないようにしましょう。

④降車ボタンを押す
車内放送(多言語対応があるバスも多いです)で次の停留所名を知らせてくれるので、降りる予定の停留所が放送で流れたらすぐに壁や椅子についている「おります」ボタンを押します。音が鳴って「次とまります」というアナウンスと表示が出ます。
合図をしないと停車しないことがあるので注意しましょう。忘れたときやボタンが見つからないときは運転手に降りたいと伝えます。

⑤下車
停留所について完全にバスが停車したら、バス後方の扉から降ります。前方は乗る人用なので間違えないようにします。降りるときはバスの外の歩行者や自転車に注意します。

後ろ乗りの場合(京都など)

①バスの確認・乗車
京都市営バスのような後ろ乗り、後払いタイプのバスの乗り方です。
バスの前側上部と左横上部にはバス路線の路線(系統)番号や最終目的地や経由地などの情報が掲示されています。それを見て乗りたいバスかどうかを確認します。
後ろ乗り、後払いのバスは後ろのほうの扉から乗車します。前の扉も開きますが降車専用なので間違えないように注意します。

 

②整理券を取る
乗るときはお金を払いません。乗った停留所がわかるように整理券(紙に番号や記号が書いてあります)が出る路線は、忘れずに整理券をとります。ICカードの場合はセンサーにタッチします。

③席に座る
バスに乗ったら空いている席に座ります。身体の不自由な方、高齢の方など向けのスペースもあるので注意します。窓から頭や手を出したり、走行中に移動したりすると大変危険なのでしないようにしましょう。

④料金の確認・両替
バスの前方上部に料金の表示板があります。整理券がないときは「なし」の下の料金を用意します。整理券を持っているときは紙に記載の番号・記号の下にある料金を用意します。
整理券をなくしたときは運転手に相談します。
おつりが必要なときは運転手脇の料金箱に両替機がついているので両替します。1万円札など高額紙幣は両替できないので注意します。

⑤お金を払う
停留所について完全にバスが停車したら、現金のときは支払口にお金を(整理券があるときはそれも一緒に)入れ、ICカードのときはセンサーにタッチします。

⑥下車
バス前方の扉から降ります。後方は乗る人用なので間違えないようにします。降りるときはバスの外の歩行者や自転車に注意します。

高速バス

高速バスについて

高速バスは鉄道と同様、大きな都市間や空港と都市中心部を結ぶバスで、高速道路等を利用します。WEBサイトで事前予約購入するか、乗車前にバスターミナルの券売機で乗車券を購入し、運転手や係員に券を見せて利用します。荷物室があり、大きな荷物は乗車時に預けることができます。
都市間の高速バスは深夜に運行されるものも多くあります。大きなシートでトイレも完備し、寝ながら移動する前提のバスです。出発地と到着地に待合室があり、休憩や化粧直しなどの設備が整っているところも増えています。

富士山ろくの河口湖・山中湖・御殿場や岐阜県の奥飛騨など、世界遺産である著名景勝地が近隣にありながら鉄道で行くのに時間がかかる場所へは、それぞれ東京(新宿)発着、名古屋発着、成田空港・羽田空港発着の高速バスが直行しています。新幹線や特急から遠い観光地に行く場合、乗り換えなしで行ける高速バスが便利です。

チケットの買い方はバス会社のHPなどを確認しましょう。
WillerExpress
VIP LINER
Bus-Channel

 

ジャパン・パス・バス

ウィラー・トラベルが発売している「ジャパンバスパス」は、2カ月有効の高速バス乗り放題乗車券で、3日券(¥10,000)、5日券(¥15,000)があり、全国20以上の高速バス路線を組み合わせて利用できます。

この記事は2016年01月06日の情報です。