外国人が日本に来て体験したいニッポンの文化。茶道や着物から忍者体験、和食づくりと、どの体験も魅力的ですよね。今回DiGJAPAN!編集部がおすすめするのは、数あるニッポンの伝統文化の中から和太鼓体験です。
音符が読めなくてもリズム感がなくても大丈夫。音楽よりスポーツに近い和太鼓は、ダイナミックな動きと迫力に加えて、独特のリズムや掛け声にニッポンを感じます。そんな和太鼓の醍醐味を一緒に味わってみましょう。
東京青山にある和太鼓体験教室のTAIKO-LAB。豊富な種類の太鼓と収容人数の多さでは、都内トップクラス。外国人観光客の参加者も多く、個人旅行者から修学旅行などの団体客まで、幅広い受け入れ態勢が整っています。
映画の影響やアクティブに日本文化を楽しみたいという人まで、和太鼓体験に参加する外国人の理由はさまざま。準備する道具もなく手軽にできる、そして日本でしか体験できないという特別感も、参加理由の一つかもしれません。
今回体験したスタジオはこちら。広々としたスタジオに長胴太鼓がズラリと並んでいます。
今回は外国人向けのプログラム約60分のコースを体験しました。コース内容は太鼓の打ち方や簡単なリズムレッスンを中心に行い、最後は講師も含めて全員でのセッションで終了です。
音
和太鼓はもっとも簡単な楽器の一つと言われています。バチで叩けばだれでも音を出すことができ、音階もないので音符が読めなくても大丈夫。綺麗な音を出すことよりも、芯のある大きな音を出すことが大事。時には嫌いな人や嫌な思い出を和太鼓に込めて叩くことをすすめることも。ストレス発散にも良さそうです。
和太鼓で何よりもおどろくのが、その音と振動。叩くたびに、和太鼓が生み出す音と振動が「ズーン」とスタジオ全体に響き渡ります。何もない平地では、この太鼓の音は約2㎞先まで届くというからすごさが分かります。
リズム
和太鼓で大切なのは何よりもリズム。今回は基本的な2パターンのリズムを学びました。単純なリズムながら、頭で考えながら打つのは難しく、講師が別のリズムを打ち始めると、途端に自分のリズムが分からなくなります。さらにリズムに合わせてポーズを付けると、簡単だったリズムがとても難しく感じます。
アメリカ人のレイチェルは、「今回習ったリズムは簡単だけど、すごく日本らしいと思いました。頭で考えずに体にリズムを叩きこむまでには、相当の時間と体力が必要なんだろうな」と苦笑い。日本人の仁は、「和太鼓って簡単そうなのに、ものすごく体力を使うんですね。すぐに体が思うように動かなくなってしまった」と初めての和太鼓に悪戦苦闘しながらも楽しんでいました。
動き
体全体を使ったダイナミックな動きがカッコいい和太鼓。動きに合わせて「ハッ」とか「セイヤ」といった掛け声を合わせると、スタジオはまるでニッポンのお祭りそのもの。
和太鼓の音、リズム、動きを通してニッポンの和を体全体で感じた2人は、すっかり和太鼓に夢中です。
1人1人の音が重なり合った和太鼓の響きを、体験の成果と共にご覧ください。
今回は特別に大太鼓も体験させてもらいました。見てください、この迫力ある太鼓。近くでみると、大きさに圧倒されます。
難しいことは何ひとつないのに、すごくニッポンを感じた気分になるのは、体全体で和太鼓の音、すなわちニッポンの音を感じることができたからではないでしょうか。体験後は心地よい疲労感と、ニッポンの文化をみんなで共有した楽しさで、何ともいえない爽快感がありました。
ニッポン大好き、お祭り大好きな外国人にピッタリな和太鼓体験。ぜひ外国人のお友達に紹介してくださいね。
住所:東京都渋谷区神宮前3-1-30 コンセプト青山B1F
アクセス:東京メトロ外苑前から徒歩4分/東京メトロ表参道駅から徒歩7分
http://www.taikolab.com/index.shtml
外国人旅行者対象の体験プログラム(60分)1人5,000円
http://www.taiko-center.co.jp/english/
※レッスンは通訳なしでも対応可能
音符が読めなくてもリズム感がなくても大丈夫。音楽よりスポーツに近い和太鼓は、ダイナミックな動きと迫力に加えて、独特のリズムや掛け声にニッポンを感じます。そんな和太鼓の醍醐味を一緒に味わってみましょう。
東京都内トップクラスの太鼓センター
東京青山にある和太鼓体験教室のTAIKO-LAB。豊富な種類の太鼓と収容人数の多さでは、都内トップクラス。外国人観光客の参加者も多く、個人旅行者から修学旅行などの団体客まで、幅広い受け入れ態勢が整っています。
映画の影響やアクティブに日本文化を楽しみたいという人まで、和太鼓体験に参加する外国人の理由はさまざま。準備する道具もなく手軽にできる、そして日本でしか体験できないという特別感も、参加理由の一つかもしれません。
和太鼓レッスンスタート
今回体験したスタジオはこちら。広々としたスタジオに長胴太鼓がズラリと並んでいます。
今回は外国人向けのプログラム約60分のコースを体験しました。コース内容は太鼓の打ち方や簡単なリズムレッスンを中心に行い、最後は講師も含めて全員でのセッションで終了です。
音
和太鼓はもっとも簡単な楽器の一つと言われています。バチで叩けばだれでも音を出すことができ、音階もないので音符が読めなくても大丈夫。綺麗な音を出すことよりも、芯のある大きな音を出すことが大事。時には嫌いな人や嫌な思い出を和太鼓に込めて叩くことをすすめることも。ストレス発散にも良さそうです。
和太鼓で何よりもおどろくのが、その音と振動。叩くたびに、和太鼓が生み出す音と振動が「ズーン」とスタジオ全体に響き渡ります。何もない平地では、この太鼓の音は約2㎞先まで届くというからすごさが分かります。
リズム
和太鼓で大切なのは何よりもリズム。今回は基本的な2パターンのリズムを学びました。単純なリズムながら、頭で考えながら打つのは難しく、講師が別のリズムを打ち始めると、途端に自分のリズムが分からなくなります。さらにリズムに合わせてポーズを付けると、簡単だったリズムがとても難しく感じます。
アメリカ人のレイチェルは、「今回習ったリズムは簡単だけど、すごく日本らしいと思いました。頭で考えずに体にリズムを叩きこむまでには、相当の時間と体力が必要なんだろうな」と苦笑い。日本人の仁は、「和太鼓って簡単そうなのに、ものすごく体力を使うんですね。すぐに体が思うように動かなくなってしまった」と初めての和太鼓に悪戦苦闘しながらも楽しんでいました。
動き
体全体を使ったダイナミックな動きがカッコいい和太鼓。動きに合わせて「ハッ」とか「セイヤ」といった掛け声を合わせると、スタジオはまるでニッポンのお祭りそのもの。
和太鼓の音、リズム、動きを通してニッポンの和を体全体で感じた2人は、すっかり和太鼓に夢中です。
1人1人の音が重なり合った和太鼓の響きを、体験の成果と共にご覧ください。
大太鼓にもチャレンジ
今回は特別に大太鼓も体験させてもらいました。見てください、この迫力ある太鼓。近くでみると、大きさに圧倒されます。
難しいことは何ひとつないのに、すごくニッポンを感じた気分になるのは、体全体で和太鼓の音、すなわちニッポンの音を感じることができたからではないでしょうか。体験後は心地よい疲労感と、ニッポンの文化をみんなで共有した楽しさで、何ともいえない爽快感がありました。
ニッポン大好き、お祭り大好きな外国人にピッタリな和太鼓体験。ぜひ外国人のお友達に紹介してくださいね。
Information
TAIKO-LAB 青山(タイコラボ青山)住所:東京都渋谷区神宮前3-1-30 コンセプト青山B1F
アクセス:東京メトロ外苑前から徒歩4分/東京メトロ表参道駅から徒歩7分
http://www.taikolab.com/index.shtml
外国人旅行者対象の体験プログラム(60分)1人5,000円
http://www.taiko-center.co.jp/english/
※レッスンは通訳なしでも対応可能
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この記事は2016年04月14日の情報です。 文:Chiharu Matsunaga
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