西アサヒ名物。ふわふわタマゴサンド
「西アサヒ」は、80年以上にもわたって地元で愛されてきた喫茶店をリノベーションして生まれたゲストハウス。おしゃれなカフェ風外観と大きなガラス窓が目印です。
創業当時のままの大きなガラス窓が目印
1階はカフェとレストラン。喫茶店時代のものを活かして復活したチェックの床や照明が、レトロでかわいい雰囲気です。約40席あるカフェはWi-Fiとコンセントを完備しているので、コーヒーを飲みながらパソコンをチェックすることもできます。
テーブルや椅子もレトロな雰囲気の1階カフェ内部
これをお目当てに「西アサヒ」に来る人が多い、名物タマゴサンド。関東ではゆで卵をつぶしてマヨネーズで合えたタマゴサラダを挟んだものが多いですが、名古屋でタマゴサンドといえばこの厚焼きタマゴをサンドしたタイプ。ふんわりした卵焼きと、シャキシャキしたきゅうりが絶妙にマッチしています。昭和7年から地元で愛され続けた名物サンドは、地元の方の意見を聴きながら復活させた味なのだそう。こだわりの豆から淹れた薫り高いコーヒーと一緒にどうぞ。
ボリュームたっぷりのふわふわタマゴサンド
タマゴサンド以外では、カレーや各種サンドも人気メニュー。夕方からはビールやワインなどアルコール類も楽しめます。
ビールとワインが手軽な価格で楽しめるハッピーアワータイムもおすすめ
2階のゲストハウスへ
1階カフェ奥にある階段を昇ると、2階はゲストハウス。部屋は男女混合ドミトリーと和室があります。 ドミトリーは、4ベッド、6ベッドの2部屋。その日の旅行者のメンバー構成により、スタッフがベッドを決めてくれます。ドミトリー部屋は扉で区切られているため、静かで安心して眠れます。宿にはスタッフも常駐しているので、ひとり旅でも安心です。
4ベッドのドミトリー部屋
ドミトリー内部には読書灯、コンセント、ハンガーがある
和室は家族、グループ旅行に人気。甲冑は名古屋の人気DJクリス・グレンさんからのもの。畳に布団を敷いて眠るスタイルは外国人にもとても人気なのだそう。この日はタイからの4人の旅行者が修学旅行のようにワイワイ楽しんでいました。
落ち着いた雰囲気の和室も人気
清潔で機能的なシャワールーム
2階の奥には白を基調とした清潔で機能的な洗面スペース。ドライヤーも完備。洗面台は3つあるので、忙しい朝に何名かで利用が重なっても大丈夫。
高級ホテルのようなシャワーを設置
リビングでは国際交流
明るいリビングは旅行者の共有スペース。ガイドブックや各種観光パンフレットが置かれています。この日は、スイスから来たカップルの旅行者と、長期滞在のアメリカ人など外国人旅行者が多かったです。「明日はどこに行くの?」など、お互いに旅の情報交換をしながら交流するのもゲストハウスの楽しみ。
海外からの旅行者も多い西アサヒ
長期滞在者にも便利な共有キッチン。コーヒーカップやコップ、お皿などの食器類の他、電子レンジ、冷蔵庫もそろっています。
機能的なキッチン
円頓寺商店街を歩いてみよう
「西アサヒ」を出て右方向に歩くとすぐ近くに「金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)」があります。ここは、商店街のみなさんに守られてきた神社なのだそう。こじんまりはしていますが、赤い灯篭が並び風情があります。そして、ここにはとてもユニークな「名古屋弁おみくじ」があります。地元テレビ局などの取材を受け、名古屋ではちょっと有名なおみくじなんだとか。
私も「名古屋弁おみくじ」を引いてみました!
「思い切ってプロポーズしやあ」「安心しやあよ」と、名古屋弁のおみくじに思わずほっこりしてしまいます。
旅人をあたたかく迎えてくれるスタッフ
ゲストハウスの楽しみは、スタッフさんとの交流。泊まった翌朝は、カフェでおにぎりとコーヒーで朝ごはんを食べながら、名古屋のおすすめスポットをスタッフさんに聴くのもいいですね。
いかがでしたでしょうか。
ゲストハウスに興味はあるけど、まだ泊まったことがない、そんな方におすすめなのがここ「西アサヒ」です。名古屋駅というビジネス色も強い場所でありながら、ほんの少し歩いただけでまるで遠くまで旅行に来たような懐かしい雰囲気に浸れます。都会の喧騒に疲れたときのショートトリップ先としてもおすすめできます。
今度の週末、円頓寺商店街をふらっとお散歩しながら、タマゴサンドとコーヒーで休憩しに出かけてみませんか?
Information
西アサヒ
愛知県名古屋市西区那古野1-6-13
「名古屋」駅より地下街ユニモールを抜け「国際センター」駅2番出口へ
地下鉄桜通線「国際センター」駅2番出口より北東へ徒歩5分
カフェ営業時間: 11:30~23:00
宿泊:チェックイン 15:00~22:00 チェックアウト ~11:00
TEL:052-551-6800
FAX:052-551-6801
西アサヒ オフィシャルサイト
http://www.nishiasahi.nagoya/
西アサヒ Facebook
https://www.facebook.com/Nishiasahi150401
西アサヒ twitter
https://twitter.com/nishiasahi
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この記事は2016年06月01日の情報です。 文:Yuko Tsuruoka
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