浅草や上野、銀座へのアクセスに便利な東京・西新井にある「エンブレムホステル西新井」。このホステルには、外国人観光客があえて宿泊したくなるポイントがたくさんあります。
開業からまもなく1年を迎えるこのホステルで、コスパの良さだけではない魅力を探ってきました。
エンブレムホステルは、クチコミでの評価が常に高く、それがきっかけで多くの宿泊客が集まるようになりました。評価の高さにはいくつかの理由があって、その一つがホテルのような心地よさで、ホステルの宿泊料金だというところ。シンプルな客室は清潔で、全てのベッドマットレスに、米国老舗ブランドSimmonsのポケットコイルマットレスを使用しているこだわりも、ホステルとは思えません。
ホステルで出会ったドイツ出身の青年レナートに話を聞いてみました。彼は高校卒業後、大学入学前に、一年かけて世界中を旅している最中で、タイから日本へ来たばかり。東京で７日間滞在する予定だそうです。
今回の旅では、1泊1,000円程度の都内のカプセルホテルに泊まろうと思っていたところ、発見したのがクチコミで高評価のエンブレムホステルでした。そこからYoutubeなどの動画を見てリサーチし、とても良さそうだったので宿泊することに決めたそうです。実際に宿泊してみた感想は、「予想通りすごく快適で居心地がいいよ！」と嬉しそうでした。
格安ホステルの中には、居心地の良い共用スペースがあまりない、という不満を聞くことがあります。そんな不満を解消するために、エンブレムホステルにあるのは2つの共用スペース。
1つ目の共用スペースは、朝昼晩の食事を提供してくれるカフェ・バー。ここではこだわりのハンバーガーが味わえます。朝の時間帯は宿泊者のみの利用ですが、それ以外は地元の人も利用でき、旅行者と地元の人が交流できる場としても機能しています。時には英会話やパーティ、トークセッションなどのイベントスペースとしても使われることも。
さらに3種類の日本酒を楽しめる利き酒セットも300円で提供しています。
2つ目の共用スペースは、ホステルの3Fにある宿泊者専用のラウンジ。リラックスできそうな座り心地のよいソファや、奥には茶道や書道などの文化体験に使われる畳スペースがあります。
また、ラウンジには簡易キッチンやバーカウンター、iMacコーナー、さらに日本庭園風の庭が見えるオープンテラスまであります。
他にも、荷物の一時預かりやレンタル自転車、全館無料Wi-Fiなど、様々なおもてなしの設備やサービスが充実しています。１Fにある24時間のフィットネスクラブを割引価格で使用できるのも嬉しいですね。
エンブレムホステルでは、相撲部屋の稽古見学や茶道書道、着物ワークショップなど、テーマ性のある文化体験を提供していることも特徴です。
今回取材させていただいたのは、定期的に開催される寿司づくり体験。こちらは近所のお寿司屋さんで行われます。取材当日は、3人のドイツ人男性が参加していましたが、なんとこの3人、友達同士かと思いきや、このホステルで出会ったばかりなんだそうです。
体験には、ホステルのスタッフが通訳として同行するので日本語ができなくても心配いりません。寿司職人とその奥様も、簡単な英単語と身振り手振りを交えてコミュニケーションをとってくれるので、難しいこともありません。
今回の参加者の1人、ティムフレドリックは、スイスの和食レストランで職人として勤めていて、日本とドイツの寿司の違いを知りたくて参加したそうですが、現役の寿司職人から直々に作り方を教わることができたことに感動していました。
試食タイムでは、ドイツ人3人の日本旅行の出来事を話したり、スタッフおすすめの観光スポットを聞いたりと、情報交換の場としても盛り上がりました。
ホステルのコンセプトは「出会う旅」。地元の人やゲスト同士の出会い、そして非日常の文化体験を通して得た新たな発見を、貴重な旅の思い出にしてほしいという願いがあるそうです。これだけのサービスやおもてなしを体験すれば、「寝に帰るだけのホステル」ではなくなりそうですね。
単に低価格で宿泊できる場所を提供するだけでは終わらせないエンブレムホステルのサービスは、これからもどんどん進化していきそうです。
住所：東京都足立区梅島3-33-6
アクセス：東武スカイツリーライン、大師線西新井駅東口より徒歩1分
料金：ドミトリータイプ 1ベッド3,000円～／プライベートタイプのダブル・ツインルーム 1室10,000円～
http://emblemhostel.com/
開業からまもなく1年を迎えるこのホステルで、コスパの良さだけではない魅力を探ってきました。
180名ものゲストが宿泊できる都内最大級のホステル
エンブレムホステルは、クチコミでの評価が常に高く、それがきっかけで多くの宿泊客が集まるようになりました。評価の高さにはいくつかの理由があって、その一つがホテルのような心地よさで、ホステルの宿泊料金だというところ。シンプルな客室は清潔で、全てのベッドマットレスに、米国老舗ブランドSimmonsのポケットコイルマットレスを使用しているこだわりも、ホステルとは思えません。
ドミトリータイプにはライトやAC電源、USBポートが備わっています
プライベートタイプの客室はまるでホテルのような空間
プライベートタイプの客室にはバスルームとトイレも備わっています
ホステルで出会ったドイツ出身の青年レナートに話を聞いてみました。彼は高校卒業後、大学入学前に、一年かけて世界中を旅している最中で、タイから日本へ来たばかり。東京で７日間滞在する予定だそうです。
今回の旅では、1泊1,000円程度の都内のカプセルホテルに泊まろうと思っていたところ、発見したのがクチコミで高評価のエンブレムホステルでした。そこからYoutubeなどの動画を見てリサーチし、とても良さそうだったので宿泊することに決めたそうです。実際に宿泊してみた感想は、「予想通りすごく快適で居心地がいいよ！」と嬉しそうでした。
出会いの場をつくる共用スペース
格安ホステルの中には、居心地の良い共用スペースがあまりない、という不満を聞くことがあります。そんな不満を解消するために、エンブレムホステルにあるのは2つの共用スペース。
1つ目の共用スペースは、朝昼晩の食事を提供してくれるカフェ・バー。ここではこだわりのハンバーガーが味わえます。朝の時間帯は宿泊者のみの利用ですが、それ以外は地元の人も利用でき、旅行者と地元の人が交流できる場としても機能しています。時には英会話やパーティ、トークセッションなどのイベントスペースとしても使われることも。
ソファー席が充実しているカフェ・バー
さらに3種類の日本酒を楽しめる利き酒セットも300円で提供しています。
日本酒以外に地ビールも揃っています
2つ目の共用スペースは、ホステルの3Fにある宿泊者専用のラウンジ。リラックスできそうな座り心地のよいソファや、奥には茶道や書道などの文化体験に使われる畳スペースがあります。
ゲスト同士で旅の計画をたてるのにピッタリ
また、ラウンジには簡易キッチンやバーカウンター、iMacコーナー、さらに日本庭園風の庭が見えるオープンテラスまであります。
他にも、荷物の一時預かりやレンタル自転車、全館無料Wi-Fiなど、様々なおもてなしの設備やサービスが充実しています。１Fにある24時間のフィットネスクラブを割引価格で使用できるのも嬉しいですね。
非日常の文化体験
エンブレムホステルでは、相撲部屋の稽古見学や茶道書道、着物ワークショップなど、テーマ性のある文化体験を提供していることも特徴です。
掲示板には文化体験の情報がいっぱい
今回取材させていただいたのは、定期的に開催される寿司づくり体験。こちらは近所のお寿司屋さんで行われます。取材当日は、3人のドイツ人男性が参加していましたが、なんとこの3人、友達同士かと思いきや、このホステルで出会ったばかりなんだそうです。
体験には、ホステルのスタッフが通訳として同行するので日本語ができなくても心配いりません。寿司職人とその奥様も、簡単な英単語と身振り手振りを交えてコミュニケーションをとってくれるので、難しいこともありません。
寿司職人の熟練の手つきにみんな真剣
体験で作ったのは巻物、にぎり、軍艦の3種類
今回の参加者の1人、ティムフレドリックは、スイスの和食レストランで職人として勤めていて、日本とドイツの寿司の違いを知りたくて参加したそうですが、現役の寿司職人から直々に作り方を教わることができたことに感動していました。
初めて作ったお寿司。あっという間に完食しました
試食タイムでは、ドイツ人3人の日本旅行の出来事を話したり、スタッフおすすめの観光スポットを聞いたりと、情報交換の場としても盛り上がりました。
上出来な仕上がりに大満足
宿泊＋アルファがいっぱい詰まったホステル
ホステルのコンセプトは「出会う旅」。地元の人やゲスト同士の出会い、そして非日常の文化体験を通して得た新たな発見を、貴重な旅の思い出にしてほしいという願いがあるそうです。これだけのサービスやおもてなしを体験すれば、「寝に帰るだけのホステル」ではなくなりそうですね。
単に低価格で宿泊できる場所を提供するだけでは終わらせないエンブレムホステルのサービスは、これからもどんどん進化していきそうです。
ロビーにある地図には、地元で人気のレストランやタトゥーもOKな銭湯などを紹介
ホスピタリティ精神に溢れた熱心なスタッフたちの写真
Infomration
エンブレムホステル西新井住所：東京都足立区梅島3-33-6
アクセス：東武スカイツリーライン、大師線西新井駅東口より徒歩1分
料金：ドミトリータイプ 1ベッド3,000円～／プライベートタイプのダブル・ツインルーム 1室10,000円～
http://emblemhostel.com/
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この記事は2016年11月07日の情報です。 文：Chiharu Matsunaga
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