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日本のアレコレ

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日本とは

国名

「にほん」もしくは「にっぽん」と発音します。法律上の定めはありませんが、一般的に首都は東京を指します。

国旗

法律上は日章旗と呼ばれ、現在一般的には日の丸と呼ばれます。

国花・国鳥

法律上の定めはありませんが、国花は、桜と菊、国鳥はキジとされています。

都道府県

日本には8つの地方、1道1都2府43県の47都道府県があります。道が北海道の1、都が東京都の1、府が京都府および大阪府の2、県が43あります。

地理・気候

日本は季節風や海流の影響により、亜熱帯から寒帯まで変化に富んだ気候です。大部分は、温帯で暖かく過ごしやすい気候で、春・夏・秋・冬と季節の移り変わりがはっきりしています。

民族

98.5%が日本民族とされています。ただし、日本国籍を持った人すべてを日本民族としています。

歴史

 

古代(―6世紀末)
狩猟採集の時代から水稲農耕の時代となり、やがて統一政権である大和王権が確立します。大和王権では多くの古墳が築造されました。
公家の時代(6世紀末―12世紀末)
藤原家を中心に公家が時代の中心でした。この時代の初期に仏教が日本に公伝されています。
武士の時代(12世紀末―19世紀後半)
源頼朝が鎌倉幕府を開いて以降、武士の時代となりました。足利尊氏の開いた室町幕府、徳川家康が開いた江戸幕府と続きますが、いずれも武士主体の時代でした。
近代(19世紀後半―)
明治政府が発足してから日本は近代化の道をたどりました。

政治

日本は立憲君主制に分類されることが多いです。ただし、天皇は象徴として位置づけられており、国政に関する権能を有していません。

教育

日本では、小学校6年間、中学校3年間、高校3年間、大学4年間が基本です。義務教育は、6歳~15歳の9年間です。

宗教

日本には伝統的な宗教である神道と、仏教が大多数を占め、キリスト教、その他が続きます。

日本の祝祭日

祝祭日の種類

  • 元日 (1月1日)
    年のはじめを祝う日
     
  • 成人の日 (1月の第2月曜日)
    大人の仲間入りしたことを祝う日
     
  • 建国記念の日 (2月11日)
    最初の天皇陛下が位につかれた日で、国を愛する心を大切にする日
     
  • 春分の日 (3月19日~3月22日のどこか1日)
    春が始まる最初の日
     
  • 昭和の日 (4月29日)
    昭和の時代の出来事を忘れないようにと昭和天皇の誕生日に設定
     
  • 憲法記念日 (5月3日)
    日本国憲法が作られた日
     
  • みどりの日 (5月4日)
    自然の恵みに感謝する日
     
  • こどもの日 (5月5日)
    男の子の成長と幸せを願う日
     
  • 海の日 (7月の第3月曜日)
    海の恵みに感謝する日
     
  • 山の日 (8月11日)
    山の恩恵に感謝する日
     
  • 敬老の日 (9月の第3月曜日)
    お年寄りの健康と幸せを祝う日
     
  • 秋分の日 (9月22日~9月24日のどこか1日)
    秋が始まる最初の日
     
  • 体育の日 (10月の第2月曜日)
    東京オリンピックの開会式の日で、健康な心と体をつちかう
     
  • 文化の日 (11月3日)
    明治天皇の誕生日で、文化を愛し、豊かな心をはぐくむ日
     
  • 勤労感謝の日 (11月23日)
    働くことに皆で感謝をする日
     
  • 天皇誕生日 (12月23日)
    天皇の誕生日を祝う

アドバイス

年末年始は多くの店が閉まります。また、4月末から5月初めの連休(ゴールデンウィーク)は道路や鉄道が混み合うので注意が必要です。

日本での過ごし方

ビジネスアワー

銀行や官庁関係は基本的に土日休み。銀行の営業時間は朝9時~15時まで。一般のショップは、10~19時前後の営業時間が一般的です。地方では、17時や18時には閉まることが多いです。

言葉

公用語は日本語です。共通語以外に方言※があります。

※話し言葉は地方ごとに様々な違いがあり、地方ごとに違う言葉を方言といいます。共通語と違い、方言昔からの風習や文化、気候や環境が影響して特色のある言葉や言い回しとなります。

時差

日本との時差は以下の通りです。

  • インドネシア±0~-2時間
  • 台湾-1時間
  • 香港-1時間
  • マレーシア-1時間
  • 韓国±0時間
  • シンガポール-1時間
  • タイ-2時間
  • 中国-1時間
  • オーストラリア+1~-1時間【+2~-1時間】
  • アメリカ-14~-19時間【-13~-19時間】
  • カナダ-12時間30分~-17時間【-14~-16時間】
  • ハワイ-19時間
  • フランス-8時間【-7時間】
  • イタリア-8時間【-7時間】
  • ドイツ-8時間【-7時間】

お金

通貨単位は円(えん、¥)。紙幣は、10,000円、5,000円、2,000円、1,000円の4種類。硬貨は1円、5円、10円、50円、100円、500円の6種類。2,000円札は、自動販売機ではほとんど使用できないので注意が必要。

飲料水

日本の水道水は、基本的にはろ過や煮沸をしなくても飲めるほどきれいです。山奥など場所によっては、井戸の水を使用しており飲めない場合もあるので気をつけましょう。日本の水道水が体に合わない場合は、コンビニやドラックストア、自動販売機でもミネラルウォーター・硬水・軟水・海洋深層水・清涼飲料水など豊富に売っているので購入しましょう。

自動販売機の使い方

街のなかには、飲み物の自動販売機があり、必要があればすぐに購入できます。冷たい飲み物と温かい飲み物の両方扱っています。350ml入りのジュースや300ml入りの缶タイプは130円、500ml入りペットボトルは、160円で販売しているのが一般的です。

タバコ

タバコとお酒は、日本の法律では、20歳から。タバコは、コンビニエンスストアやタバコ屋で購入可能。タバコの自動販売機が路上にあるが、利用時は「taspo」(登録カード)がないと購入できません。taspo発行には外国人登録証が必要。飲食店では分煙・禁煙が多く、公共の場所も喫煙スペースは少ないです。室内で分煙実施中の飲食店が多いので、喫煙席か禁煙席を選びましょう。歩きタバコは法律違反。喫煙所以外ではNGです。

お酒

公共の場で飲酒することを罰する法律はありません。春は屋外で桜を見ながらお酒を飲んだり、お祭りなどでもお酒を片手に観覧もします。ただし、自動車、バイク、自転車全てに対して飲酒運転が禁止されており、高額な罰金が科せられます。そして、日本人と一緒に酒を飲む場合は、相手のグラスに酒を注ぐという習慣があります。

電源

東日本では50Hz、西日本では60Hzで、交流100Vが使われていますので、100V対応の変圧器が必要です。差込口は、A型の1種類で統一されているためA型への変換プラグがあれば問題ありません。ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの家電量販店や、空港のショップでも購入可能です。

両替

市中での両替は外貨を取り扱う銀行やゆうちょ銀行、郵便局の一部、トラベレックスやワールドカレンシーショップなどの両替所、一部の金券ショップ(大黒屋など)などで可能です。銀行は平日の9時~15時まで、ゆうちょ銀行・郵便局は9時~16時までの営業というところがほとんど。両替所は平日10時~17、18時までと銀行より長時間営業していることが多く、なかには土・日曜も営業しているところもあります。

ATM

日本の銀行のATMの多くは、海外発行のキャッシュカードやクレジットカードは利用できませんが、郵便局のゆうちょ銀行やセブンイレブン店舗などにあるセブン銀行のATM、ファミリーマートなどコンビニエンスストアの一部では、キャッシング機能のあるクレジットカードでの引き出しが可能です。機械の近くに使用可能なカード会社のロゴマークが記載されています。※サービスは条件によっても異なりますので、出発前に要確認を。

セブン銀行
ゆうちょ銀行

ATMの使い方

カードを挿入

「お引出し」のボタンを選択

暗証番号を入力しENTERを押す

④出金する金額(日本円)を選択

現金、カード、明細表を忘れずに取りましょう

クレジットカード

VISA、MasterCardなどのクレジットカードが使える店は、店の入り口レジのあたりに、使用可能マークが掲示されています。ただし、使用できるカードとできないカードがあり、所持しているクレジットカードが使用できるか分からない場合は、入店前に店員に聞きましょう。

ムスリム/ハラル

近年、ハラル対応をしているレストランやショッピングセンターが増えています。ショッピングセンターでは、祈祷室が徐々にできています。

ドレスコード

ホテルや高級なレストランなど、ごく一部フォーマルな場合もあるが、一般的にはほぼ不要。

チップ

基本的に不要。飲食店や宿泊施設などで会計時にサービス料が加算される場合もあります。

トイレ

トイレは、和式と洋式があり、いずれもほとんどが、水洗トイレ。使用したトイレットペーパーは、トイレの中に捨て、必ず水で流しましょう。ただし、備え付けのトイレットペーパー以外を流してはいけません。おしりを洗浄する温水洗浄便座がついているトイレも多いです。

交通ルール・信号機について

車は左側通行、歩行者は、基本的には右側通行。歩行時は必ず歩道を歩き、車道を渡るときは横断歩道を使用しましょう。「青・緑=進行」「赤=停止」です。信号を無視したり、無理な横断は危ないので絶対禁止。信号機の中はボタン式もあり、歩行者がボタンを押すと信号が変わり、道路を渡ります。

エスカレーター

左側に並び、右側を急いでいる人のためにあける(大阪は左側をあける)というのが近年の習慣になっていますが、事故も多く危険なため、エスカレーターでは2列で並び、歩行禁止にする働きかけもあります。

エレベーター

降りる人優先なので、乗る際は降りる人がいなくなってから乗りましょう。操作盤の前に立ったら、降りる人がいる場合は、開ボタンを押しましょう。エレベーター内では、大声で話したり、携帯電話での通話も控えましょう。

公共の場所のマナー

携帯電話の通話場所をわきまえましょう

携帯電話については、レストランや神社、美術館や電車内などでの通話はNG。マナーモードに設定し、通話は控えましょう。

列にはきちんと並びましょう

電車乗車時や、買い物でレジに並ぶときは、先に並んでいる人が優先で、割り込みはマナー違反。列の最後に並びましょう。

ゴミはきちんとゴミ箱に入れましょう

ごみ箱がない場合は持ち帰るのがマナー。ごみ箱は、燃えるごみや燃えないゴミ、プラスチックなど分別して捨てましょう。

ホテルのマナーもきちんと守りましょう

ホテルの通路やロビーでは大声を出さず、客室では騒がないようにしましょう。バイキング形式の食事は、自分が食べきれる分だけの量を皿にとり、席に座って食べるのがマナー。

お風呂のマナーも事前にチェック

日本の風呂は、シャワーだけでなく浴槽に湯をはって全身を温めるというのが一般的です。温泉や銭湯、大浴場など他人と一緒に大勢で風呂に入る場合は、湯船に入る前に体を洗うのがマナー。体を洗う用のタオルは湯舟に入れません。プールではないため、泳ぐことや飛び込みは禁止。浴室では歯磨きや洗濯もやめましょう。脱衣所へあがるときは、手拭である程度体を拭いてから入室しましょう。

この記事は2016年02月10日の情報です。