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STORY

色で楽しむ日本の絶景 vol.1
秋から冬に見られる絶景

紅葉、花、雪など、季節ごとに色とりどりの美しい景色を楽しむことができる日本。その美しい景色の前で記念撮影をしてSNSでシェアするのが、外国人観光客の楽しみになっています。そこで、今回は秋から冬に見ることができる赤・白・黄・オレンジ・青の日本の絶景をご紹介します!

 

RED

清水寺(京都)
時期:11月中旬~12月上旬 
住所:京都府京都市東山区清水1-294

世界文化遺産の清水寺は、紅葉の名所としても名高い。例年だと11月中旬頃から徐々に色づき始め、下旬頃には清水の舞台から見事に紅葉したカエデを一望できる。夜間に訪れる参拝客には、18時30分から始まるライトアップがおすすめ。

 

国営ひたち海浜公園(茨城)
時期:9月下旬~10月中旬 
住所:茨城県ひたちなか市大字馬渡大沼605-4

総面積約350ヘクタールにも及ぶ国営ひたち海浜公園。四季折々の草花が楽しめるこの場所で、紅葉シーズンに見られるのがみはらしの丘のコキア。夏の緑色から少しずつ紅葉を始め、ピーク時にはみはらしの丘を真っ赤に染め上げる。

 

高野山(和歌山)
時期:10月下旬~11月上旬 
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山

弘法大師によって密教の道場が開かれてから、今年で1200年目を迎える高野山。周辺にある森林地帯は四季折々の風景が味わえ、特に秋は紅葉が美しい。見頃の時期にはライトアップされた蛇腹道に、幻想的な紅葉のトンネルが誕生する。

 

WHITE

八甲田 雪の回廊(青森)
時期:4月下旬~5月中旬 
住所:青森県青森市

1年の4分の1が雪に包まれる八甲田の春の風物詩、雪の回廊。八甲田・十和田ゴールドラインが毎年4月に開通すると、高さ5m以上の雪の回廊が道の両脇に現れる。雪の壁を眺めながらする絶景ドライブを求めて、多くの観光客が訪れる。

※写真提供:(公社)青森観光コンベンション協会

 

蔵王 樹氷(宮城)
時期:12月下旬~3月上旬 
住所:山形県山形市蔵王温泉蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅付近及び山頂線沿線

蔵王連峰の特別な気候条件と植生が織り成す自然の芸術品、樹氷。その壮大な景色は、世界的に知られている。展望台では360度見渡す限りの樹氷原を一望でき、シーズン時の17時以降は、ライトアップされた樹氷が漆黒の闇に浮かび上がる。

 

白川郷(岐阜)
時期:12月下旬~3月上旬 
住所:岐阜県大野郡白川村荻町

1995年にユネスコの世界遺産に登録された白川郷。高台の展望台からは雪化粧をまとった合掌造りの集落を見渡せる。また、毎年1~2月の土日に数日間限定でライトアップが行われ、ふわりとした明かりが灯った集落の数々に魅了される。

※写真提供:白川村役場

 

YELLOW

外苑前 いちょう並木(東京)
時期:11月下旬~12月上旬 
住所:東京都港区北青山1~2

都内を代表する紅葉スポットとして多くの人に愛されている外苑前のいちょう並木。約300mに渡って146本ものいちょうが立ち並び、青山通り側から眺めると吹き抜けの正面に聖徳記念絵画館が見え、絵画のような美しい景色が広がる。

 

あかぼり小菊の里(群馬)
時期:10月下旬~11月上旬 
住所:群馬県伊勢崎市磯町442-3

磯区峰岸山斜面に小菊2万2000株とサルビア3000株が植えられている小菊の里。丘の斜面に丸い小菊が点在しているさまはかわいらしく、菊らしい黄色の花が特に鮮やか。駐車も入園も無料なため、気軽に楽しめるスポットとなっている。

 

伊豆稲取細野高原(静岡)
時期:10月上旬~11月中旬 
住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取細野高原

面積125ヘクタールという広大さを誇る伊豆稲取細野高原。伊豆諸島を臨む相模湾と、高くそびえる天城連山を背景に、美しいすすきが広がる。秋になるとあたり一面が黄金色に染まり、風に揺れる様は息を飲む美しさとなっている。

 

ORANGE

横手 かまくら(秋田)
時期:2月中旬 
住所:秋田県横手市中央町

横横手の雪まつりは毎年2月15日と16日に開催され、かまくらは時代を越えて受け継がれる伝統文化。夜は温かな灯りで照らされ、蛇の崎橋と横手南小学校校庭から見る無数のミニかまくらは、観光客を魅了する名物スポットとなっている。

※写真提供:(一社)横手市観光協会

 

銀山温泉(山形)
時期:一年中  
住所:山形県尾花沢市銀山新畑地内銀山温泉

湯の町として知られる銀山温泉は、大正から昭和初期にかけて建てられた木造多層の旅館が川の両岸に立ち並んでいる。日が暮れると次第にガス灯がともり始め、街全体が優しい灯りに包まれるノスタルジックな光景を眺めながら散策できる。

※写真提供:尾花沢市

 

山中湖 花の都公園(山梨)
時期:9月上旬~10月中旬
住所:山梨県南都留郡山中湖村山中1650

山中湖のほとり、標高1000mの高原にある花の都公園。30万平方メートルの屋外無料エリアには春はチューリップ、夏はひまわり、百日草、秋は黄花コスモスなど四季折々の花がいっぱいに咲き誇り、富士山とともに望む景色を堪能できる。

 

BLUE

白金青い池(北海道)
時期:4月下旬~厳冬期(冬季はライトアップ開催時のみ見学可) 
住所:北海道上川郡美瑛町白金

雄大な十勝岳連峰を背景に山の恵を受けて誕生した神秘的な場所が多く存在し、ここ青い池もそのひとつ。水色やコバルトブルーと表現する人もおり、見る角度や四季によって様々な青の表情を見せてくれる。

 

伊豆千貫門から望む富士山(静岡)
時期:一年中 
住所:静岡県賀茂郡松崎町雲見

烏帽子山のそびえる雲見崎の南海上にそり立つ巨岩、千貫門。荒々しい崖と富士山を望むことができる絶景ポイントである。波の浸食によって形作られた門の頂上から望む海はコバルトブルーで、門の穴は遊覧船で通ることも出来る。

 

三十槌の氷柱(埼玉)
時期:1月上旬~2月下旬 
住所:埼玉県秩父市大滝

奥秩父の厳しい環境が生んだ景勝、三十槌の氷柱。荒川沿いに切り立つ山の岩肌から出た湧き水が冬の寒さで凍りつき、無数のつららを作り出している。「大滝氷まつり」の開催時には、毎年趣を変えたライトアップがされる。

 

色で楽しむ日本の絶景、いかがでしたか?
雪が珍しいタイ人観光客は、真っ白な雪景色をバックに写真を撮るために、写真映りが良いカラフルなコートをわざわざ買うこともあります。その位、訪日旅行での記念撮影と色にはとてもこだわりがあるようです。vol.2では春、夏にかけて楽しめる絶景をお届けします。次回もおたのしみに。


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この記事は2015年12月01日の情報です。 文:DiGJAPAN! 編集部

最新コメント3件のコメント

  • kato yayoi

    北海道の青い池ってMacの壁紙で有名になったとこですよねー。

  • ここに載っているぐらいの写真が撮れるようになりたいな!

  • どれもすてき絶景ですね。