朱色の鳥居のトンネル「千本鳥居」が何とも神秘的な京都の「伏見稲荷大社」。ハリウッド映画「SAYURI」のロケ地になるなど海外メディアに登場する機会も多く、外国人が選ぶ日本の人気観光スポットランキングで1位に選ばれるほど人気です。
今回DiGJAPAN!では、千本鳥居以外にも見どころ満載の伏見稲荷大社の魅力をたっぷり紹介します。
全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮である伏見稲荷大社。五穀豊穣、商売繁盛、家内安全などにご利益があるといわれ、日本では有数の初詣スポットとして新年は大いに賑わいます。
稲荷山のすそ野に約87万平方メートルの広さを誇る伏見稲荷大社は、千本鳥居が有名ですが、荘厳な本殿や奥社奉拝所にある「おもかる石」、稲荷山の塚や祠を参拝する約4キロメートルにも及ぶお山めぐりなど、見どころがたくさんあります。
稲荷山のお山めぐりは所要時間約2時間と軽くハイキングも含むので、くまなく堪能したい!という人は歩きやすい靴で時間に余裕をもって訪れましょう。
伏見稲荷大社の参道を歩くと見えてくるのが、この大鳥居と楼門。伏見稲荷大社の楼門は、神社の楼門として最大規模なんだそうです。
楼門をくぐった先にあるのが、細微な装飾が凝らされた優雅な本殿。ここで参拝しましょう。
伏見稲荷大社らしい鳥居の形をした絵馬を発見しました。
本殿での参拝を終え、稲荷山の方へ進む石段を登ると、鳥居が続く参道にたどり着きます。
参道をさらに進むと、伏見稲荷大社の最大の見どころ、鳥居が連なる千本鳥居が現れます。この千本鳥居は、左右のどちらをくぐっても良く(初詣など混雑時には右側通行になります)、最終的には同じ場所にたどり着きます。
千本鳥居は願いが「通る」ように祈りながら、「通った」と感謝しながら通り、願いが「通る」ごとに参拝者は感謝の意味を込めて鳥居を奉納してきたそうです。そのため鳥居はすべて個人や企業からの奉納で、山の麓まで約1万基もあるというから驚きです。鳥居には奉納者の名前が刻まれているので、セレブたちの名前を見つけるのも楽しいかもしれません。
千本鳥居を抜けた先に辿り着くのが奥社奉拝所。ここには、参拝者が思い思いの表情を書き足せる、キツネの顔型の願掛け絵馬があります。
奥社奉拝所の先には「おもかる石」と呼ばれる石があります。願い事をして持ち上げた時に、自分が予想した重さより軽く感じれば願いが叶うと言われています。
多くの人はここ奥社奉拝所まで来て引き返してしまうのですが、実はここから先の稲荷山のお山めぐりこそが、伏見稲荷大社参拝の真骨頂とも言われています。
奥社奉拝所より先は、稲荷山山頂を目指す本格的なお山めぐりのスタートです。
ここは末社と呼ばれるエリア。先ほど通った千本鳥居周辺の雰囲気とはずいぶん空気が変わって、静けさが広がっています。
お山めぐりで最初に出会う熊鷹社という神社。熊鷹社の背後に広がる新池は、池に向かって手を打ち、こだまが帰ってきた方向を探せば、行方不明の人に出会えるという言い伝えがあるんだそうです。
途中勾配のきつい山道を過ぎると、四ツ辻と呼ばれる夜景も綺麗な絶景スポットにたどり着きました。
ここまでくれば山頂までもうひと息です。
さらに登っていくと、目に関するご利益の眼力社、病気平癒・無病息災にご利益のある薬力社など、いくつかの神社を過ぎます。
そして稲荷山233メートルの頂上で一ノ峰に到着します。
ここまで来たら、あとは奥社奉拝所を目指して稲荷山をゆっくり下りましょう。
伏見稲荷大社の境内を巡っていると、至る所でキツネに出会います。稲荷大神の使いとされるキツネは、ここでは稲穂、巻物、鍵、宝珠のどれかを口にくわえています。五穀豊穣の稲穂、穀物を収める蔵の鍵、知恵を表す巻物、霊力の象徴の宝珠。くわえているものの意味を理解すれば見方も変わりますよ。
この稲荷山のお山めぐりの途中には、茶店があるのでお茶や食事をしながら進むことができるので、安心してくださいね。
一年を通して様々な行事を催す伏見稲荷大社。特に有名なのは2月の初午大祭と7月の本宮祭。
本宮祭では、境内の灯篭や提灯に一斉に明かりが灯され、昼間とはひと味違う幻想的な雰囲気に酔いしれます。
ここ数年、外国人観光客の人気が出たことから、日本人も改めて魅力に再注目するようになった伏見稲荷大社。
まだ訪れたことのない人は、ぜひ一度訪れてみてください。神秘的な光景に惹きこまれますよ。そして昔訪れた人も、また訪れてみてください。新たな魅力を発見するはずです。
住所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
拝観時間:境内自由(ご祈祷8:30~16:30)
拝観料:無料
アクセス:JR奈良線稲荷駅からすぐ
http://inari.jp/
今回DiGJAPAN!では、千本鳥居以外にも見どころ満載の伏見稲荷大社の魅力をたっぷり紹介します。
世界屈指の絶景パワースポットとしても知られる伏見稲荷大社
全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮である伏見稲荷大社。五穀豊穣、商売繁盛、家内安全などにご利益があるといわれ、日本では有数の初詣スポットとして新年は大いに賑わいます。
お正月には参道の両側に多くの屋台が出店します
稲荷山のすそ野に約87万平方メートルの広さを誇る伏見稲荷大社は、千本鳥居が有名ですが、荘厳な本殿や奥社奉拝所にある「おもかる石」、稲荷山の塚や祠を参拝する約4キロメートルにも及ぶお山めぐりなど、見どころがたくさんあります。
稲荷山のお山めぐりは所要時間約2時間と軽くハイキングも含むので、くまなく堪能したい!という人は歩きやすい靴で時間に余裕をもって訪れましょう。
赤の別世界でエネルギーチャージ
伏見稲荷大社の参道を歩くと見えてくるのが、この大鳥居と楼門。伏見稲荷大社の楼門は、神社の楼門として最大規模なんだそうです。
青い空に朱色の鳥居が映える
楼門をくぐった先にあるのが、細微な装飾が凝らされた優雅な本殿。ここで参拝しましょう。
楼門とともに本殿も国の重要文化財に指定されている
伏見稲荷大社らしい鳥居の形をした絵馬を発見しました。
奉納せずにお土産として持ち帰る人も多いのだとか
本殿での参拝を終え、稲荷山の方へ進む石段を登ると、鳥居が続く参道にたどり着きます。
このあたりには大型の鳥居が並びます
参道をさらに進むと、伏見稲荷大社の最大の見どころ、鳥居が連なる千本鳥居が現れます。この千本鳥居は、左右のどちらをくぐっても良く(初詣など混雑時には右側通行になります)、最終的には同じ場所にたどり着きます。
ここは伏見稲荷大社で一番の撮影スポット。順番を守ってベストなタイミングで写真を撮りましょう
千本鳥居は願いが「通る」ように祈りながら、「通った」と感謝しながら通り、願いが「通る」ごとに参拝者は感謝の意味を込めて鳥居を奉納してきたそうです。そのため鳥居はすべて個人や企業からの奉納で、山の麓まで約1万基もあるというから驚きです。鳥居には奉納者の名前が刻まれているので、セレブたちの名前を見つけるのも楽しいかもしれません。
まるで別世界への入口のようです
千本鳥居を抜けた先に辿り着くのが奥社奉拝所。ここには、参拝者が思い思いの表情を書き足せる、キツネの顔型の願掛け絵馬があります。
個性的なキツネの表情は見るだけでも楽しくなりますね
奥社奉拝所の先には「おもかる石」と呼ばれる石があります。願い事をして持ち上げた時に、自分が予想した重さより軽く感じれば願いが叶うと言われています。
一年の始まりに、運試ししてみませんか?
多くの人はここ奥社奉拝所まで来て引き返してしまうのですが、実はここから先の稲荷山のお山めぐりこそが、伏見稲荷大社参拝の真骨頂とも言われています。
神秘的な世界のお山めぐり
奥社奉拝所より先は、稲荷山山頂を目指す本格的なお山めぐりのスタートです。
お山めぐりの途中にも、鳥居のトンネルが続きます
ここは末社と呼ばれるエリア。先ほど通った千本鳥居周辺の雰囲気とはずいぶん空気が変わって、静けさが広がっています。
非日常的の空気が漂います
お山めぐりで最初に出会う熊鷹社という神社。熊鷹社の背後に広がる新池は、池に向かって手を打ち、こだまが帰ってきた方向を探せば、行方不明の人に出会えるという言い伝えがあるんだそうです。
お山めぐりの途中には茶店があるので休憩しながら進むのがおすすめ
途中勾配のきつい山道を過ぎると、四ツ辻と呼ばれる夜景も綺麗な絶景スポットにたどり着きました。
ここまでくれば山頂までもうひと息です。
ここから京都市街を一望できます
さらに登っていくと、目に関するご利益の眼力社、病気平癒・無病息災にご利益のある薬力社など、いくつかの神社を過ぎます。
そして稲荷山233メートルの頂上で一ノ峰に到着します。
商売繁盛のご利益があると言われています
ここまで来たら、あとは奥社奉拝所を目指して稲荷山をゆっくり下りましょう。
伏見稲荷大社の境内を巡っていると、至る所でキツネに出会います。稲荷大神の使いとされるキツネは、ここでは稲穂、巻物、鍵、宝珠のどれかを口にくわえています。五穀豊穣の稲穂、穀物を収める蔵の鍵、知恵を表す巻物、霊力の象徴の宝珠。くわえているものの意味を理解すれば見方も変わりますよ。
鍵をくわえているキツネ
この稲荷山のお山めぐりの途中には、茶店があるのでお茶や食事をしながら進むことができるので、安心してくださいね。
四季の行事も見逃せない
一年を通して様々な行事を催す伏見稲荷大社。特に有名なのは2月の初午大祭と7月の本宮祭。
本宮祭では、境内の灯篭や提灯に一斉に明かりが灯され、昼間とはひと味違う幻想的な雰囲気に酔いしれます。
真っ赤に染まった境内
千本鳥居にも提灯の明かりが灯ります
魅力を再発見する伏見稲荷大社
ここ数年、外国人観光客の人気が出たことから、日本人も改めて魅力に再注目するようになった伏見稲荷大社。
まだ訪れたことのない人は、ぜひ一度訪れてみてください。神秘的な光景に惹きこまれますよ。そして昔訪れた人も、また訪れてみてください。新たな魅力を発見するはずです。
Information
伏見稲荷大社住所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
拝観時間:境内自由(ご祈祷8:30~16:30)
拝観料:無料
アクセス:JR奈良線稲荷駅からすぐ
http://inari.jp/
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この記事は2016年12月21日の情報です。 文:Chiharu Matsunaga
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