日本一長い商店街　大阪・天神橋筋商店街

STORY

日本一長い商店街
大阪・天神橋筋商店街の楽しみ方

大阪にある天神橋筋商店街は、全長約2.6kmという日本で一番長い商店街。天神橋1丁目から7丁目までの縦に長い商店街には、食べ歩きにぴったりの店から、激安の衣料品店、大阪らしい雑貨店、居酒屋など、約600店舗が軒を連ねます。また、着物体験ができることで人気の「大阪くらしの今昔館」もこちらの商店街沿いにあります。コスパが良くてなんでも楽しめる天神橋筋商店街の楽しみ方をご紹介します。

楽しみ方1：約1000円でお腹いっぱい！大阪名物食べ歩き

天神橋筋1丁目から2丁目、天神橋筋5丁目から6丁目あたりは、テイクアウトグルメの店が多く並んでいます。数あるお店のなかから、人気店4店をセレクトしました。

街並みイメージ天神橋二丁目（南森町）

■外はカリッ、中はトロッ。大阪グルメの王道「たこ焼き」
大阪名物たこ焼きのお店のなかでも、地元民にこよなく愛されている「たこ焼道楽わなか」。たこ焼き８個入り400円。たこ焼きにかけるソースは「オリジナルソース、塩、しょうゆ、ドロソース」の4つから選ぶことができます。一度に90個を同時に焼いている職人の熟練たこ焼きテクニックも見どころ。

わなか天六店のたこ焼き

たこ焼道楽わなか天六店　住所：天神橋6-7-20／営業時間： 11:00～22:00／休業日：なし

■揚げたてあつあつの「コロッケ」
大阪で一番おいしいコロッケ屋と言われている中村屋。さくっとした衣、絶妙な甘さのじゃがいもとたまねぎの風味はもちろん、わずか70円という価格も人気の理由。

中村屋コロッケ

中村屋　住所：天神橋2-3-21／営業時間：9:00～18:30 、土曜9:00～18:00／休業日：日曜、祝日

■薄く焼かれた皮のなかのあんこが絶品「たい焼き」
パリッとした皮の表面はとても香り高く、中はあんがぎっしり詰まっていて食べ応え満点のたい焼き1個140円。一匹ずつ丁寧に焼く製法「一丁焼」で皮をぱりっと焼き上げている。

鳴門鯛焼本舗天神橋店のたい焼き

鳴門鯛焼本舗天神橋店　住所：天神橋5-7-1／営業時間：11:00～23:00／休業日：無休

■生のフルーツや野菜を使った「ミックスジュース」
歩き疲れてのどを潤したいときにおすすめなのが、「ジューススタンドペデル」の生搾りミックスジュース400円。店頭に並ぶ野菜や果物から好きなものを選び、その場で搾ってジュースにしてくれます。

ジューススタンドペデル

ジューススタンドペデル　住所：天神橋5-6-5／営業時間：9:00～20:00／休業日：月曜

楽しみ方2： 500円で着物を着られる！江戸時代にタイムスリップ　　　

天神橋筋商店街の北側の端に位置する、天神橋筋6丁目。アーケード入口に隣接するビルの8Fに、江戸時代（1830年代前半）の大阪の街並を実物大で再現した「大阪くらしの今昔館」があります。

街並みイメージ天神橋筋六丁目

一歩足を踏み入れれば、江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

大阪くらしの今昔館

入館料600円に、プラス500円で着物の着付けをしてもらえます。1日あたり先着300名限定で30分間体験できます。着物に着替えたら、館内に広がる昔の日本の町並みで記念撮影。着物の着付け体験は、お昼には予約いっぱいになることもあるので、午前中の訪問がおすすめです。

着物の貸出し

くらしの今昔館　住所：天神橋6-4-20 住まい情報センタービル8F／営業時間：10:00～16:30／休業日：火曜（臨時休館あり）／入館料：大人600円、高校・大学生300円、中学生以下無料　※要学生証提示

楽しみ方3：寿司屋通りで安うまランチ

天神橋筋5丁目には、安くておいしい寿司屋が軒を連ねる寿司屋通りがあります。特にコスパが高いメニューを食べられるランチタイムが始まる11時ごろには、行列ができているお店も。

天五の寿司激戦区

■お寿司のサービス定食が平日ランチで540円！
創業50年の寿司店「すし政」。安いものは一皿108円～、高級ネタのトロやアワビでも432円～とお手頃価格。平日ランチタイムは、寿司9巻（マグロ、エビ、ハマチ、イカ、サーモン、タコ、玉子の握り、鉄火、カッパ）と赤だしの味噌汁がセットのサービス定食が540円でお得です。

すし政の寿司

すし政中店　住所：天神橋5-6-19／営業時間：11:10～23:00（L.O.22:40）、ランチタイム11:10～14:30／休業日：月曜

楽しみ方4：個性的な品揃え＆コスパ◎の商品をお買いもの

地元の人も観光客も集まる商店街なので、売っている商品もさまざま。衣料品や着物雑貨、靴の激安店があったり、日用品を購入できるドラッグストアやスーパーも並びます。また大阪らしい個性的なおみやげを購入できるお店もあるので、ここで大阪土産をゲットしましょう。

■大阪らしいこだわりの品を取り揃えた土産店
大阪で作られた酒や調味料、オリジナリティー溢れるおしゃれな手ぬぐいや扇子が販売されている「天満天神MAIDO屋」。店頭にある「大阪弁」の提灯が目印です。

天満天神MAIDO屋の店内

天満天神MAIDO屋　住所：天神橋2-1-23／営業時間：10:00～19:00／休業日：無休（年末年始は休業）

■日本旅行の思い出に浴衣を購入「成田屋」
着物や浴衣、足袋、和小物、着物の端切れ等をお手頃価格で販売。また、リサイクル着物も取り扱っています。日本旅行の思い出に購入してみては？

成田屋

成田屋呉服店　住所：天神橋5-7-19／営業時間：10:00～19:00／休業日：火曜

ちょっと休憩：天神橋筋の由来　大阪天満宮を参拝

天神橋筋の「天神」とは、学問の神様として名高い大阪天満宮のこと。地元の人は親しみを込めて「天神さん」と呼びます。天満宮は、春は梅の名所としても知られています。また、毎年7月24日、25日には、日本三大祭の一つ「天神祭」が開催されます。商店街散策の途中に立ち寄ってみてはいかが？

大阪天満宮

大阪天満宮　住所：天神橋2-1-8／営業時間：9:00～17:00（閉門）

商店街のアーケードには、大阪天満宮や天神祭を意識した装飾がされていて、写真撮影にぴったりです。散策しながら、おもしろ看板をさがすのもおすすめです。

商店街のおもしろ看板

楽しみ方5：地元の人が集まる屋台エリア「ウラ天満」に行ってみよう

天神橋5丁目あたりから横道に入ったところにある天満市場の周辺は、別名“ウラ天満”と呼ばれ、夜は屋台風の居酒屋やバーでおいしいお酒を楽しめます。

ウラ天満の夜

■まるで港の屋台！「地魚屋台とっつぁん」
漁港から仕入れた旬の新鮮な地魚を提供してくれる海鮮居酒屋。店内は、天井に投網が張り巡らされていたり、壁には大漁旗がかけられていたりと、まるで日本の漁港のを思わせるような賑やかさです。

地魚屋台とっつぁんの店内

マグロのカマ焼き550円、天ぷら100円～、サーモン刺身280円など、リーズナブルな価格も魅力です。

地魚屋台とっつぁんのメニュー

地魚屋台とっつぁん天満店　住所：天満市場付近－池田町6-14／営業時間：17:30～23:00／休業日：無休（年末年始は休業）

■屋台で高級ワインが飲める「Luv wine」
「お気軽高級ワインバー」がコンセプトという全く新しいスタイルの屋台風ワインバー。グラスワインは600円から、お料理は380円から。

ワインバー

Luv wine　住所：天満市場付近－池田町5-8／営業時間：18:00～23:30／休業日：なし

安くておいしい大阪グルメを楽しみながらショッピングができる天神橋筋商店街、いかがでしたか？大阪駅・梅田駅からも近く、商店街の周辺にはシティホテルやゲストハウスがあり、実は観光の拠点としても大変便利な立地です。日本一長い商店街にぜひ一度足を運んでみてくださいね。

Information

■商店街散策の所要時間（目安）
天神橋筋商店街は、1丁目から7丁目まで全長約2.6km。そのまま歩いても、片道40分くらいかかります。買い物しながら歩くなら、2時間くらいは見ておきましょう。

■DiGJAPAN!おすすめスポットMAP

MAP

詳細MAPはこちら

■天神橋筋商店街へのアクセス方法
【天神橋1丁目・2丁目・3丁目へのアクセス】
地下鉄谷町線・堺筋線南森町駅、またはJR東西線大阪天満宮駅下車すぐ

【天神橋4丁目・5丁目へのアクセス】
JR大阪環状線天満駅下車すぐ、または地下鉄堺筋線扇町駅下車すぐ

【天神橋6丁目・7丁目へのアクセス】
地下鉄谷町線・堺筋線、阪急千里線天神橋筋六丁目駅下車すぐ

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この記事は2016年10月21日の情報です。文：DiGJAPAN! 編集部