STORY
ニッポンのグルメ大好き!
外国人に人気の観光スポット-台湾編
2015年に日本を訪れた外国人観光客の国別ランキングで3位になった台湾。日本を訪れた約360万人の台湾人観光客は、どんな場所を訪れたのでしょうか?DiGJAPAN!編集部のリサーチによると、東京タワーや金閣寺など定番観光スポットだけではなく、意外なスポットに特定の国の旅行者が集中する現象が起きています。
そこで、DiGJAPAN!編集部の台湾人記者が、台湾人に人気集中の観光スポットベスト5を選びました。
大阪といえば食べ歩きグルメ。数ある食べ歩きスポットの中で、多くの台湾人が訪れるのが黒門市場。豊富な種類の大阪グルメを低価格で楽しめるのと、大阪のローカルな市場の雰囲気を味わえるのが人気の秘密。
3月頃はイチゴが売れ筋商品。台湾人には糖度が高い日本のイチゴは人気で、白イチゴなど珍しい品種を見るだけでも楽しいようです。
おでんやホタテの串焼き、串揚げなど、新鮮な素材をその場で焼いて食べさせてくれるグルメも大好き。安くていろいろな味が楽しめるのがポイントです。
台湾人が黒門市場で必ず食べたいのは、高級ブランド神戸牛。買ったお肉をその場でステーキにしてくれるお店には、英語でオーダー方法を書いたボードが貼ってあるので安心です。
台湾人の他にも多くの外国人観光客がここ近年増えている黒門市場。それに比例して、英語や中国語の値札や、各所にWi-Fi環境がある休憩所を設けるなど、外国人観光客が楽しく食べ歩きできる工夫が増えてきました。
黒門市場
住所:大阪府大阪市中央区日本橋2-4-1
営業時間:9:30~18:00(店舗により異なる)
http://www.kuromon.com/
近鉄奈良駅から奈良公園に向かう途中に、台湾人を虜にする食べ物があります。それは、台湾のテレビでも紹介されたことがある、うどん屋「麺闘庵」。
台湾人に人気のメニューは、名物「巾着うどん」。鍋に入っているもち巾着を応用して考案したのは、カツオだしの効いた甘辛い油揚げの中に、モチモチうどんがたっぷり入った「巾着うどん」。巾着を割った瞬間、うどんが顔を覗かせるという、何ともユニークな逸品です。
台湾人のみならず、中国人や韓国人などアジアの人たちにも人気のこのお店は、日によっては9割ほどが外国人になることも。味はもちろんのこと、ユニークなメニューがヒットの秘訣。写真をSNSで投稿しながら旅する外国人にうってつけのビジュアル系フードです。
麺闘庵(めんとうあん)
住所:奈良県奈良市橋本町30-1
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜(火曜日が祝日の場合は営業)
※巾着うどんがなくなり次第、閉店の場合があります。
台湾で今流行っているのがカフェ。おしゃれなカフェや本格的なコーヒーが楽しめるお店が増えてきているそうです。そんなカフェ好き台湾人が、日本で味わいたいのが「BLUE BOTTLE COFFEE」で淹れたコーヒー。日本では、サードウェーブの代表格と呼ばれて話題沸騰中ですが、その波が台湾にまで及んでいました。
コーヒー豆は産地まで出向いて調達し、厳選した生豆を店内で焙煎。コーヒー豆の特徴を最大限に活かした抽出方法で、一杯一杯丁寧に淹れる、この本格的なコーヒーが台湾人のお目当て。
中国語繁体字でBLUE BOTTLE COFFEEを意味する「藍瓶子咖啡」を検索すると、数多くの旅行記がヒットし人気の高さが伺えます。
すべての工程にこだわりをもって提供するBLUE BOTTLE COFFEEは、台湾人にとっても並んででも飲む価値のある、貴重な一杯のようです。
BLUE BOTTLE COFFEE 清澄白河ロースタリー&カフェ
住所:東京都江東区平野 1-4-8
営業時間:8:00~19:00
https://bluebottlecoffee.jp/
人気台湾人ブロガーの紹介をきっかけに台湾での人気に火が付いたのは、つけ麺屋「三ツ矢堂製麺」。東京を中心に関東近郊で店舗展開しながら、4年前にはフィリピンにも出店しています。このお店の特徴は、話題性抜群のメニューと自家製麺。自家製麺はもちもちでつるつる。のど越しも良く、つけ麺との絡みもバッチリです。
台湾人に人気のメニューは、チーズのトッピングが珍しい「濃厚チーズソースつけめん」。チーズを麺にかけてから、つけだれに付けて食べるという、面白い食べ方も人気の理由。柚子風味を利かせた具だくさんの魚介系スープが、チーズソースと絡んで徐々にクリーミーになる、その変化もおいしいと評判です。
他にも「月見納豆つけめん」や過去には「牛しゃぶ味噌カレーつけめん」、「黒カレーつけめん」なども話題性のあるつけ麺メニューも興味をそそります。
三ツ矢堂製麺 中目黒店
住所:東京都目黒区上目黒3-3-9第二牡丹ビル1F
営業時間:11:00~2:00 (LO:1:30)
http://idc-inc.jp/index.html
台湾人の間で根強い人気のパンケーキ。台湾にもパンケーキのお店はありますが、やっぱり日本で食べるパンケーキは格別。数あるパンケーキ店の中でも、人気ナンバーワンは日本人にも人気が高い「bills」。
ニューヨーク・タイムズで"世界一の卵料理"と評されたレストラン「bills」。台湾人に人気のメニューはもちろん定番のリコッタパンケーキ。行列に並んででも食べる価値があると言われるほど、大絶賛です。
見た目はシンプルですが、ふわふわな生地に練り込まれたリコッタチーズが大人な風味です。上に乗っているハニーコムバターやバナナも絶品で、別添えのシロップをかけて味の変化を楽しみながら食べます。
bills表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿7階
営業時間:8:30~23:00(LO:22:00)
http://bills-jp.net/
グルメに関心が高い台湾人ですが、グルメ以外の人気スポットもご紹介します。それは新潟県苗場にあるB&B「hotel & cafe GREEN STAR」。台湾人の間でスキーのリピーターに人気の苗場で、スキーを楽しんだ後に利用するのがここのホテルです。
アンティークなログハウス調で大人な雰囲気たっぷりのホテル。広々とした客室には洋室ベッドに無料アメニティの設置もあります。
台湾人を魅了する理由は、無添加の自家製のパンや自家製生ハムなどこだわりの料理を提供しているところ。そしてオーナーさんの人柄。英語で会話ができるオーナーさんは、宿泊客とのコミュニケーションをとても大切にしています。
そんなオーナーさんとの交流が台湾のクチコミで広がり、スキーのリピーターに「苗場ならここ!」と思わせているようです。
hotel & cafe GREEN STAR
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字三国469-44
http://naeba-greenstar.com/pc/index.html
いかがでしたか?日本人にとっては意外な場所もあったのではないでしょうか?
日本旅行のリピーター率が高い台湾人は、日本に来るたびにどんどん新しいお店を開拓し、それがクチコミで広がっているようです。
日本の情報がリアルタイムに入手できる台湾では、まさに今、日本人の間で流行しているモノが人気となっていることに驚きです。グルメな台湾人は、次にどんなお店に興味を持つのでしょうか?楽しみです。
そこで、DiGJAPAN!編集部の台湾人記者が、台湾人に人気集中の観光スポットベスト5を選びました。
1.大阪ミナミの台所「黒門市場」で食べ歩き
大阪といえば食べ歩きグルメ。数ある食べ歩きスポットの中で、多くの台湾人が訪れるのが黒門市場。豊富な種類の大阪グルメを低価格で楽しめるのと、大阪のローカルな市場の雰囲気を味わえるのが人気の秘密。
3月頃はイチゴが売れ筋商品。台湾人には糖度が高い日本のイチゴは人気で、白イチゴなど珍しい品種を見るだけでも楽しいようです。
おでんやホタテの串焼き、串揚げなど、新鮮な素材をその場で焼いて食べさせてくれるグルメも大好き。安くていろいろな味が楽しめるのがポイントです。
台湾人が黒門市場で必ず食べたいのは、高級ブランド神戸牛。買ったお肉をその場でステーキにしてくれるお店には、英語でオーダー方法を書いたボードが貼ってあるので安心です。
台湾人の他にも多くの外国人観光客がここ近年増えている黒門市場。それに比例して、英語や中国語の値札や、各所にWi-Fi環境がある休憩所を設けるなど、外国人観光客が楽しく食べ歩きできる工夫が増えてきました。
黒門市場
住所:大阪府大阪市中央区日本橋2-4-1
営業時間:9:30~18:00(店舗により異なる)
http://www.kuromon.com/
2.奈良公園に行く前に食べたい巾着うどん
近鉄奈良駅から奈良公園に向かう途中に、台湾人を虜にする食べ物があります。それは、台湾のテレビでも紹介されたことがある、うどん屋「麺闘庵」。
台湾人に人気のメニューは、名物「巾着うどん」。鍋に入っているもち巾着を応用して考案したのは、カツオだしの効いた甘辛い油揚げの中に、モチモチうどんがたっぷり入った「巾着うどん」。巾着を割った瞬間、うどんが顔を覗かせるという、何ともユニークな逸品です。
台湾人のみならず、中国人や韓国人などアジアの人たちにも人気のこのお店は、日によっては9割ほどが外国人になることも。味はもちろんのこと、ユニークなメニューがヒットの秘訣。写真をSNSで投稿しながら旅する外国人にうってつけのビジュアル系フードです。
麺闘庵(めんとうあん)
住所:奈良県奈良市橋本町30-1
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜(火曜日が祝日の場合は営業)
※巾着うどんがなくなり次第、閉店の場合があります。
3.サードウェーブが台湾まで!?BLUE BOTTLE COFFEE
台湾で今流行っているのがカフェ。おしゃれなカフェや本格的なコーヒーが楽しめるお店が増えてきているそうです。そんなカフェ好き台湾人が、日本で味わいたいのが「BLUE BOTTLE COFFEE」で淹れたコーヒー。日本では、サードウェーブの代表格と呼ばれて話題沸騰中ですが、その波が台湾にまで及んでいました。
コーヒー豆は産地まで出向いて調達し、厳選した生豆を店内で焙煎。コーヒー豆の特徴を最大限に活かした抽出方法で、一杯一杯丁寧に淹れる、この本格的なコーヒーが台湾人のお目当て。
中国語繁体字でBLUE BOTTLE COFFEEを意味する「藍瓶子咖啡」を検索すると、数多くの旅行記がヒットし人気の高さが伺えます。
すべての工程にこだわりをもって提供するBLUE BOTTLE COFFEEは、台湾人にとっても並んででも飲む価値のある、貴重な一杯のようです。
BLUE BOTTLE COFFEE 清澄白河ロースタリー&カフェ
住所:東京都江東区平野 1-4-8
営業時間:8:00~19:00
https://bluebottlecoffee.jp/
4.濃厚チーズがやみつきになるつけ麺
人気台湾人ブロガーの紹介をきっかけに台湾での人気に火が付いたのは、つけ麺屋「三ツ矢堂製麺」。東京を中心に関東近郊で店舗展開しながら、4年前にはフィリピンにも出店しています。このお店の特徴は、話題性抜群のメニューと自家製麺。自家製麺はもちもちでつるつる。のど越しも良く、つけ麺との絡みもバッチリです。
台湾人に人気のメニューは、チーズのトッピングが珍しい「濃厚チーズソースつけめん」。チーズを麺にかけてから、つけだれに付けて食べるという、面白い食べ方も人気の理由。柚子風味を利かせた具だくさんの魚介系スープが、チーズソースと絡んで徐々にクリーミーになる、その変化もおいしいと評判です。
他にも「月見納豆つけめん」や過去には「牛しゃぶ味噌カレーつけめん」、「黒カレーつけめん」なども話題性のあるつけ麺メニューも興味をそそります。
三ツ矢堂製麺 中目黒店
住所:東京都目黒区上目黒3-3-9第二牡丹ビル1F
営業時間:11:00~2:00 (LO:1:30)
http://idc-inc.jp/index.html
5.パンケーキといえば知名度抜群のbills
台湾人の間で根強い人気のパンケーキ。台湾にもパンケーキのお店はありますが、やっぱり日本で食べるパンケーキは格別。数あるパンケーキ店の中でも、人気ナンバーワンは日本人にも人気が高い「bills」。
ニューヨーク・タイムズで"世界一の卵料理"と評されたレストラン「bills」。台湾人に人気のメニューはもちろん定番のリコッタパンケーキ。行列に並んででも食べる価値があると言われるほど、大絶賛です。
見た目はシンプルですが、ふわふわな生地に練り込まれたリコッタチーズが大人な風味です。上に乗っているハニーコムバターやバナナも絶品で、別添えのシロップをかけて味の変化を楽しみながら食べます。
bills表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿7階
営業時間:8:30~23:00(LO:22:00)
http://bills-jp.net/
番外編.アットホームな雰囲気が魅力の苗場のホテル
グルメに関心が高い台湾人ですが、グルメ以外の人気スポットもご紹介します。それは新潟県苗場にあるB&B「hotel & cafe GREEN STAR」。台湾人の間でスキーのリピーターに人気の苗場で、スキーを楽しんだ後に利用するのがここのホテルです。
アンティークなログハウス調で大人な雰囲気たっぷりのホテル。広々とした客室には洋室ベッドに無料アメニティの設置もあります。
台湾人を魅了する理由は、無添加の自家製のパンや自家製生ハムなどこだわりの料理を提供しているところ。そしてオーナーさんの人柄。英語で会話ができるオーナーさんは、宿泊客とのコミュニケーションをとても大切にしています。
そんなオーナーさんとの交流が台湾のクチコミで広がり、スキーのリピーターに「苗場ならここ!」と思わせているようです。
hotel & cafe GREEN STAR
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字三国469-44
http://naeba-greenstar.com/pc/index.html
いかがでしたか?日本人にとっては意外な場所もあったのではないでしょうか?
日本旅行のリピーター率が高い台湾人は、日本に来るたびにどんどん新しいお店を開拓し、それがクチコミで広がっているようです。
日本の情報がリアルタイムに入手できる台湾では、まさに今、日本人の間で流行しているモノが人気となっていることに驚きです。グルメな台湾人は、次にどんなお店に興味を持つのでしょうか?楽しみです。
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この記事は2016年05月10日の情報です。 文:Chiharu Matsunaga
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