日本のレストランや喫茶店で目にする食品サンプル。日本人なら誰でも一度は目にしたことがありますよね。
今、その食品サンプルがキーホルダーやマグネットとなって、外国人観光客の定番土産になっていることをご存知ですか?
「元祖食品サンプル屋」では、食品サンプルで有名なかっぱ橋道具街で唯一、食品サンプル製作体験ができます。
かっぱ橋道具街の一角にある創業約80年の「元祖食品サンプル屋」。
店内には食品サンプルの技術を使ったユニークで楽しい商品がズラリ。家で手軽にできる食品サンプルキットや、レンコンの穴を利用したペン立てなど、斬新なアイデア商品がいっぱい。
![店内](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_1.jpg?v=1452221773)
店内は外国人観光客で連日大賑わいです。
お店の2階が食品サンプル製作体験コーナー。
部屋の中には、食品サンプルづくりに欠かせない、ぬるま湯を張ったシンクと溶けた色つきロウ、天ぷらの具材などが置いてありました。
![食品サンプル製作体験の作業場](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_2.jpg?v=1452221773)
![液体ロウ](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_3.jpg?v=1452221773)
![天ぷらの中身](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_4.jpg?v=1452221773)
「元祖食品サンプル屋」では、昔ながらのロウを使った食品サンプル作りが体験できる、数少ないお店だそうです。
今から何が始まるのか伝えずに連れられてきた、アメリカ人のリン。
「1階のディスプレイに置いてある食品サンプルを今から作るよ」と説明すると、「これだけの設備でできちゃうの?」とビックリした様子。
![天ぷら作りに挑戦のリン](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_5.jpg?v=1452221773)
心配しなくて大丈夫。
早速天ぷらづくりからチャレンジ。
まずはロウを使って天ぷらの衣を作ります。
溶けたロウは、お湯の中に流し入れるとどんどん固まっていきます。その変化がおもしろい。
難しいのは、本物の衣っぽさを出すためにコントロールしながらロウを流し入れるところ。でも、手間取るリンをスタッフの方が上手にサポートしてくれました。
![天ぷらづくり手順](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_6.jpg?v=1452221773)
リン、天ぷら上手にできました。
あまりにもリアルなエビ天。サクサクした衣がとっても美味しそう。「これがロウでできてるなんて信じられない」思わずリン、食べそうに。
![天ぷらを食べそうになるリン](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_7.jpg?v=1452221773)
「あぁ、リン、食べちゃダメだよ~」
次は天ぷらよりちょっと難易度アップのレタス作りへ。
ここでも使うのはロウのみ。溶けたロウで、どうやったらあの葉物感が出せるのでしょう?
ぬるま湯に、レタスの芯の部分になる白いロウと葉の部分になる緑色のロウをゆっくり注ぎます。
![レタスづくり手順](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601211731_1.jpg?v=1453365081)
次に、ロウの両端を持ってぬるま湯の中へ引っ張ると・・・勢いでロウが伸び、レタスの繊維のような模様が現れてきました。
![201601081156_9.jpg](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_9.jpg?v=1452221773)
伸ばすとこんな感じ。
「WOW!こんなに伸びるの?すごすぎる。」
ここで綺麗にロウを伸ばせるかが、美味しいレタス作りのポイントだそうです。
![レタスの完成](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_10.jpg?v=1452221773)
伸ばしたレタスをくるくると丸めていくと、本物みたいな新鮮なレタスが出来上がりました。断面も本物そっくり。
![みんなでいただきまーす!?](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_11.jpg?v=1452221773)
みんなでいただきまーす!?
食品サンプルの存在を初めて知ったリン。体験中は、終始驚きの連続だったようです。「もしこれが今日の夕飯に出てきたら、間違いなく食べちゃってるよ」。
日本人の私も、約60分の体験でここまで繊細で本格的な食品サンプルが作れるとは思っていなかったので、とても驚きました。
基本的には日本語対応のみのため、通訳の同伴が必要ですが、外国人のお客さまも増えているとか。リンは、外国人観光客にニッポンを知ってもらうのにオススメ体験だよ!と太鼓判。
私たちが作った食品サンプルはお土産としてお持ち帰り。
![食品サンプル完成品](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_12.jpg?v=1452221773)
中には「Don't eat!」と書かれたチラシまで。細部へのこだわりが感じられます。
「アメリカに持って帰って、友達に自慢するね」
元祖食品サンプル屋 合羽橋ショールーム
住所:東京都台東区西浅草3-7-6
料金:2,160 円
所要時間:60~75分(目安)
URL:http://www.ganso-sample.com/experience/kappabashi_exp.html
※予約は電話対応(日本語)のみ 0120-17-1839
今、その食品サンプルがキーホルダーやマグネットとなって、外国人観光客の定番土産になっていることをご存知ですか?
「元祖食品サンプル屋」では、食品サンプルで有名なかっぱ橋道具街で唯一、食品サンプル製作体験ができます。
食品サンプルはニッポンの文化
かっぱ橋道具街の一角にある創業約80年の「元祖食品サンプル屋」。
店内には食品サンプルの技術を使ったユニークで楽しい商品がズラリ。家で手軽にできる食品サンプルキットや、レンコンの穴を利用したペン立てなど、斬新なアイデア商品がいっぱい。
![店内](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_1.jpg?v=1452221773)
店内は外国人観光客で連日大賑わいです。
ロウが天ぷらに変身!?
お店の2階が食品サンプル製作体験コーナー。
部屋の中には、食品サンプルづくりに欠かせない、ぬるま湯を張ったシンクと溶けた色つきロウ、天ぷらの具材などが置いてありました。
![食品サンプル製作体験の作業場](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_2.jpg?v=1452221773)
![液体ロウ](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_3.jpg?v=1452221773)
![天ぷらの中身](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_4.jpg?v=1452221773)
「元祖食品サンプル屋」では、昔ながらのロウを使った食品サンプル作りが体験できる、数少ないお店だそうです。
今から何が始まるのか伝えずに連れられてきた、アメリカ人のリン。
「1階のディスプレイに置いてある食品サンプルを今から作るよ」と説明すると、「これだけの設備でできちゃうの?」とビックリした様子。
![天ぷら作りに挑戦のリン](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_5.jpg?v=1452221773)
心配しなくて大丈夫。
早速天ぷらづくりからチャレンジ。
まずはロウを使って天ぷらの衣を作ります。
溶けたロウは、お湯の中に流し入れるとどんどん固まっていきます。その変化がおもしろい。
難しいのは、本物の衣っぽさを出すためにコントロールしながらロウを流し入れるところ。でも、手間取るリンをスタッフの方が上手にサポートしてくれました。
![天ぷらづくり手順](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_6.jpg?v=1452221773)
リン、天ぷら上手にできました。
あまりにもリアルなエビ天。サクサクした衣がとっても美味しそう。「これがロウでできてるなんて信じられない」思わずリン、食べそうに。
![天ぷらを食べそうになるリン](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_7.jpg?v=1452221773)
「あぁ、リン、食べちゃダメだよ~」
レタス作りはWOW!の連続
次は天ぷらよりちょっと難易度アップのレタス作りへ。
ここでも使うのはロウのみ。溶けたロウで、どうやったらあの葉物感が出せるのでしょう?
ぬるま湯に、レタスの芯の部分になる白いロウと葉の部分になる緑色のロウをゆっくり注ぎます。
![レタスづくり手順](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601211731_1.jpg?v=1453365081)
次に、ロウの両端を持ってぬるま湯の中へ引っ張ると・・・勢いでロウが伸び、レタスの繊維のような模様が現れてきました。
![201601081156_9.jpg](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_9.jpg?v=1452221773)
伸ばすとこんな感じ。
「WOW!こんなに伸びるの?すごすぎる。」
ここで綺麗にロウを伸ばせるかが、美味しいレタス作りのポイントだそうです。
![レタスの完成](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_10.jpg?v=1452221773)
伸ばしたレタスをくるくると丸めていくと、本物みたいな新鮮なレタスが出来上がりました。断面も本物そっくり。
![みんなでいただきまーす!?](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_11.jpg?v=1452221773)
みんなでいただきまーす!?
本物そっくりにビックリ
食品サンプルの存在を初めて知ったリン。体験中は、終始驚きの連続だったようです。「もしこれが今日の夕飯に出てきたら、間違いなく食べちゃってるよ」。
日本人の私も、約60分の体験でここまで繊細で本格的な食品サンプルが作れるとは思っていなかったので、とても驚きました。
基本的には日本語対応のみのため、通訳の同伴が必要ですが、外国人のお客さまも増えているとか。リンは、外国人観光客にニッポンを知ってもらうのにオススメ体験だよ!と太鼓判。
私たちが作った食品サンプルはお土産としてお持ち帰り。
![食品サンプル完成品](https://d28dpoj42hxr8c.cloudfront.net/files/user/201601081156_12.jpg?v=1452221773)
中には「Don't eat!」と書かれたチラシまで。細部へのこだわりが感じられます。
「アメリカに持って帰って、友達に自慢するね」
Information
元祖食品サンプル屋 合羽橋ショールーム
住所:東京都台東区西浅草3-7-6
料金:2,160 円
所要時間:60~75分(目安)
URL:http://www.ganso-sample.com/experience/kappabashi_exp.html
※予約は電話対応(日本語)のみ 0120-17-1839
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この記事は2016年01月08日の情報です。 文:Chiharu Matsunaga
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