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ハモニカ横丁

STORY

 

ちょっとディープなTOKYOベスト3
人情味あふれるハモニカ横丁

 

 
 
若者に人気上昇中のニッポンの横丁。
仕事帰りに軽く一杯お酒を飲みながら、居合わせた隣のお客さんと意気投合。チェーンの居酒屋やレストランでは味わえない、独自の魅力を放つニッポンの文化。アメリカ人のリンにも知ってもらいたい。

ちょっとディープなTOKYOベスト3、最終回は「ハモニカ横丁」を訪れました。
 

赤ちょうちんが魅力的!ハモニカ横丁


吉祥寺駅から徒歩すぐの路地裏商店街「ハモニカ横丁」。

ハモニカ横丁

細い路地の両側にこぢんまりとしたお店がズラリ。昭和感たっぷりな雰囲気ですが、活気に満ちていて、女性が入りやすいカフェや雑貨店などが多いのも特徴です。
 

お客さんとの距離が近い


2人並んで歩くとすれ違うのもやっとの「ハモニカ横丁」。
オープンな店構えのお店が多く、気軽に立ち寄れる雰囲気が漂っています。リンは、はじめての横丁に興味津々。


フラッと訪れたお店は、店長さん1人で切り盛りしている小さな焼き鳥屋。
 
外観

店内

カウンターのみのこぢんまりしたお店ながら、すでにお客さんで8割埋まっていました。

リンは店内をぐるりと見回し、「雰囲気がいいね。ツアーではこういうお店は絶対来ないから、すごく楽しい」と嬉しそう。

そして目の前で丁寧に焼いている焼き鳥に目が釘付け。

炭火で焼く焼き鳥

早速オーダー。
せっかくなので、リンに日本語を教えてオーダーしてもらうことに。「ショウチュウください」

焼酎が来たらやりたかったのは、リンと日本式の乾杯。

リンと乾杯

「日本では、食べ物を食べる前に、乾杯って言いながらグラスを合わせるんだよ」



続いて出てきたのは美味しそうな焼き鳥。

焼き鳥

見た目も美味しそうだけど、食べると見た目以上にとってもジューシー。何本でも進みます。

人生初の焼き鳥。「日本にはこんなに美味しいものがあるなんて羨ましい。毎日でも通いたいくらい」と大絶賛のリン。

焼き鳥を食べるリン

焼き鳥を食べる姿も何だかカッコイイ・・・


はじめてのお店でオススメメニューが分からずにいる私たちに、周りにいた常連客がアドバイスをしてくれました。
そして外国人が来ることが珍しいのか、リンに「どこから来たの?」「日本ではどこに行ったの?」「日本の食べ物は何が好き?」と常連客から質問が続きます。

ちょっとしたことがきっかけで意気投合し、簡単な英会話のレッスンまで始まりました。

最後は、みんなで一緒に乾杯まで。

みんなで乾杯
 

人情味あふれるニッポンの横丁


「はじめてのお店なのに、お客さん同士の距離が近くて、日本の飲み屋ってすごく温かいね」と、見ず知らずの人達とのコミュニケーションを存分に楽しんだリン。
「ツアーでは、日本人と話すきっかけもなければ普段の生活を垣間見ることもできない。初めての日本旅行なのに、いっぱい日本を知ることができたよ」と満足顔。
もちろん私もこんなふれあいが待っているとは思わなかったので、とても楽しいひと時を過ごしました。


困っている人がいたら助けてあげたい、美味しいものは一緒に共有したい、そんな日本人の厚い人情に触れられるのが、日本の昔ながらの横丁にありました。

「横丁の雰囲気が大好きになったよ」
 

 information


ニワトリ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-4 ハモニカ横丁内
営業時間:17:00~24:00 (平日)/15:00~24:00 (土・日・祝) 


 

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この記事は2016年01月12日の情報です。 文:Chiharu Matsunaga

 

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