外国人に話題の「新宿ゴールデン街」で初めてのひとり飲みにトライ

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外国人に話題の「新宿ゴールデン街」で
初めてのひとり飲みにトライ

 

 
 
日本一の歓楽街・新宿のなかでも、ひと際人気の飲み屋街、「新宿ゴールデン街」。新宿駅東口側に、昭和から続く近代的なビルがそびえる街並の一区画にあるエリアのことで、密集した2階建ての長屋に約200店の飲食店が入っています。 
 
新宿ゴールデン街の入口

もともとは1950年ごろに新宿駅前の闇市が移転し、飲食店が集まったことがはじまり。新宿の再開発ラッシュでも変わらず残った昭和の木造長屋建ての店舗が軒を連ねます。新宿ゴールデン街では、無数の看板が細い通りに並ぶ様子や、店舗面積が4坪(約13平方メートル)前後という狭さなど、昔ながらのレトロな居酒屋の雰囲気を楽しめます。東京都内のほかの飲み屋街に比べて“観光地感”がないことから、外国人に人気のスポットとなっています。
 
新宿ゴールデン街の路地

今回は、初めてでも安心して「新宿ゴールデン街」を満喫できるプランを、飲み方、食べ方、触れ合い方の基本を学べる居酒屋やバー3店にお邪魔して、実際に飲み歩き体験をしてきました。
 

珍しい日本酒&魚料理をサクッと堪能「totobar 新宿」


飲み歩きの一軒目は、さっぱりとした日本酒と魚料理で軽めにスタート。日本酒の品揃えが豊富な「totobar 新宿」がおすすめです。10席のみのカウンターで隣の客と肩をくっつけながら、“もっきり”という日本酒の飲み方を体験してみましょう。 
 
totobar新宿_店内
狭くてちょっと散らかっているお店の雰囲気もゴールデン街の魅力です

ドリンクは1杯600円均一で、ソフトドリンクのおかわりは300円とリーズナブル。日本酒は常時10~12種類揃えられています。気に入った日本酒があれば店主が蔵元まで買い付けに行くというこだわりようで、珍しい銘柄がお店に並ぶあります。日本酒選びに自信がない方は、メニュー表に描いてある「Today’s Special ASK ME」という、言葉通り“お店イチ押し”の日本酒を頼んでみましょう。2杯目を注文するときに、もっと甘い・辛い、さっぱり・濃厚など味のリクエストをすれば、より好みにあったお酒を出してくれます。

下の写真が升の中にグラスを置き、こぼれそうなほどつがれる“もっきり”という飲み方。まずは升を持たずに、グラスに口を近づけて1、2口飲み、こぼれないくらいになったら直接グラスを持って飲みます。グラスの半分ほど飲んだら、升の方にに入った酒をグラスに注ぎ足して飲みます。グラスに移さず、升に直接口を付けて飲んでも大丈夫です。
 
201612121111_1.jpg
なみなみと注がれた“もっきり”。こぼれないように慎重に飲むのも楽しい

馴染みの魚屋さんから仕入れる旬の魚は、焼き魚、刺身など日替わりで10種類ほど。定番メニュー「鯖の塩焼き」などをつまみながら酒を飲めば、日本らしい居酒屋を訪れた気分を満喫できます。
 
totobar新宿_旬の魚
左下の小鉢はお通しです。お通しは日本の居酒屋では定番で、チャージ料金の中に含まれるサービス
 

Information

totobar新宿(トト バー)
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-1-93番街通り2階
営業時間:20:00~翌5:00(日によって異なる)
定休日:不定休
アクセス:JR新宿駅東口から徒歩5分
お店のルール:お通し(チャージ&本日の小鉢)500円/クレジットカード不可/喫煙可
※帰りの急な階段で転ばないように、飲み過ぎないようにご注意ください。
 
totobar新宿_外観
 

お酒にあう揚げ物といえば「串揚げどんがらがっしゃん」


ほろ酔い気分を楽しんだら、お腹を満たしに2軒目へ。「串揚げどんがらがっしゃん」は、大阪の名物として知られる串揚げ専門店です。「新宿ゴールデン街」の入口にあって入りやすく、料理がしっかり食べられる店として人気です。ここでは串揚げの食べ方に挑戦してみましょう。
 
串揚げどんがらがっしゃん_外観1
入り口でビリケン像がお出迎え。足の裏を撫でるとご利益があるといわれています
 
串揚げどんがらがっしゃん_店内
カウンター8席、テーブル15席ほどの店内

串揚げとは、一口大に切った肉や魚介、野菜を竹串に刺し、パン粉で包み油で揚げるシンプルな料理です。ビールやハイボールなど炭酸系の酒と相性バツグンです。串は1本あたり80~260円で、「串揚げどんがらがっしゃん」ではメニューの種類が約40種類ほどあります。定番メニューの牛肉や鶏肉、野菜のほか、トマトベーコンやスパムうずらなどの変わり串も。通常はパン粉の衣ですが、+20円で黒ゴマの衣に替えることもできます。黒ゴマの衣はより香ばしく、野菜やうずらのたまごによく合います。また、常連が必ず注文するという「からあげ」490円もおすすめ。鶏肉を塩麹に漬け込みとても柔らかい仕上がりの唐揚げです。秘伝の麹入り醤油だれがからみ、お酒がぐいぐい進む一品です。
 
串揚げどんがらがっしゃん_ひと口サイズの串揚げ
串揚げはひと口サイズなので、どんどん食べられます
 
串揚げどんがらがっしゃん_キャベツもセットで出てくる串揚げ
串揚げを頼むとキャベツがセットで出てきます。串揚げの合間に食べると口の中がさっぱりします
 
串揚げどんがらがっしゃん_油にもこだわった串揚げ
揚げ油にもこだわった軽い食感の串揚げ
 
串揚げどんがらがっしゃん_オーダー表
食べたいメニューにチェックを書いて、店員さんにオーダーしましょう

串揚げの楽しみのひとつは食べ方。揚げたてあつあつの串揚げを、テーブルに備え付けられた器に入ったソースにどぼんと入れて味付けしてから食べましょう。要注意なのが、ソースの2度漬け。食べかけの串を入れると衛生上良くないので、ソースにつけるのは一度だけにしましょう。
 
串揚げどんがらがっしゃん_ソースの付け方ルール
(左上)串揚げをソースの器に入れてソースをつけて食べます (右上)食べかけの串揚げを再度ソースの器に入れるのはNG (左下) 食べている途中でソースを追加したいときは、キャベツでソースをすくって串にかけましょう (右下) 食べ終わった串は、テーブルの串入れに入れます
 

Information

串揚げどんがらがっしゃん
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-1-9まねき通り1階
営業時間:月~金曜12:00~翌5:00(L.O.翌4:00)/土・日曜、祝日17:00~翌2:00(L.O.翌1:00)
定休日:不定休
アクセス:JR新宿駅東口から徒歩5分
お店のルール:チャージなし/1人1ドリンクオーダー制/ソース二度付け禁止/クレジットカード可(3000円~)/喫煙可
 
串揚げどんがらがっしゃん_外観2
 

旅の記念を残せるコミュニケーションの場「bar araku」


お腹を満たしたら、3軒目はバーで一杯。「bar araku」は、元々オーストラリア人オーナーが開いたお店。日本で一般的なチャージ料も日本人は有料ですが、海外からの旅行者なら無料でお得です。外国人旅行者同士の情報交換の場所にもなっています。訪れる外国人は、アジアからの来訪者が3割、欧米からの来訪者は7割ほどだそうです。
 
bararaku_店内
カウンター6席のほか、ソファやテーブル席が20席ほどあります

おすすめのドリンクは、店特製カクテル。抹茶をベースにレモンジュースとソーダでさっぱりと仕上げた「グリーンティーフィズ」(800円)は、日本らしさを感じられる一杯。
 
bararaku_スタッフが目の前でカクテルを作ってくれます
スタッフのシェイクによるお手前も気分を盛り上げてくれます
 
bararaku_オージービーフミートパイ
小腹が減ったら「オージービーフミートパイ」950円もおすすめ

bar arakuの店内の壁に貼ってある紙幣は、すべて旅行者が記念に残したもの。メッセージを書いて壁に貼れば、思い出作りができ、次の来店・来日が待ち遠しくなること請け合いです。
 
bararaku_旅行者が残したメッセージ
貼る場所は自由ですが、事前にお店のスタッフさんに確認しましょう
 
bararaku_旅行者と一緒に乾杯
お酒をきっかけに仲良くなれば、日本のおすすめ観光地を教えてくれるかも

 

Information

bar araku
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-1-9 新宿ゴールデン街G2通り2階
営業時間:20:00~翌4:00(L.O.翌3:30)/金・土曜~翌5:00(L.O.翌4:30)
定休日:不定休
アクセス:JR新宿駅東口から徒歩5分
お店のルール:チャージ(スナック食べ放題付き)日本人700円、外国人はチャージなし/1人1ドリンクオーダー制/クレジットカード不可/喫煙可
 
bararaku_外観
 

新宿駅西口の「思い出横丁」も人気飲み歩きスポット

 
思い出横丁の入口
ビルとビルの隙間に無数の居酒屋がひしめく

新宿駅西口にある「思い出横丁」もレトロな面影を残す飲み屋街。サラリーマンの聖地“あかちょうちん”と呼ばれる店が集まっています。小道沿いに入口を開いた店が並び、露店や屋台のような雰囲気です。
 
思い出横丁の路地
焼きとりや浜焼きのほか、そば店などもあります
 

Information

思い出横丁
住所:東京都新宿区西新宿7-13-12周辺
営業時間・定休日:店舗により異なる
アクセス:JR新宿駅西口から徒歩すぐ
 

新宿ゴールデン街、今回紹介した3つのお店はいかがでしたか?ここなら新宿ゴールデン街が初めての方でも、飲み歩きの初心者でもひとり飲みでも安心して楽しめます。
初めてのお店でわからないことは、お隣さんにすぐ聞けるのが、狭くて混沌とした飲み屋街のいいところ。おいしい料理と酒を楽しみつつ、言葉の壁を越えた国際交流を東京で体験してみましょう。

 

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この記事は2016年12月12日の情報です。 文:DiGJAPAN! 編集部

 

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