四国山地の山奥に大歩危や祖谷という場所があります。そこはとても深い山や谷に囲まれた秘境の村で、祖谷は白川郷、椎葉村と並ぶ日本三大秘境のひとつです。森や谷のダイナミックな自然景観に囲まれ、昔ながらの日本の山里の暮らしに触れることができる、神秘の里大歩危・祖谷の不思議な10のスポットをご紹介します。
大歩危・小歩危という名前の渓谷は、約2億年から1億年の時を経て大自然が作り出した景観です。ゴツゴツとしたダイナミックな岩肌と澄んだエメラルドグリーンの川の水は、季節によって様々な表情を見せます。遊覧船やラフティングで渓谷の美しさを楽しんでください。
住所:徳島県三好市山城町西宇1520
日本の春の花といえばどんなイメージがありますか?
外国人のみなさんの多くは桜、もしくは藤を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、ここ祖谷は「クマガイソウ」と呼ばれる幻の花が咲きます。クマガイゾウは日本で絶滅が心配される貴重な植物です。かずら橋山草園ではこの貴重なクマガイソウが群生しています。見頃は4月下旬~です。
住所:徳島県三好市西祖谷山村
営業期間:5月1日~5月末
高さ220メートルの絶壁に小便をする男の子の像があります。ここは昔、子どもや旅人が度胸だめしをした場所で、崖の向こうは目がくらむほどの深い渓谷。春から夏の新緑のシーズンはもちろん、秋は美しい紅葉を楽しむことができる場所です。
住所:三好市池田町松尾
シラクチカズラという希少な植物で編まれた「祖谷のかずら橋」は、歩くたびに音をたて揺れる吊り橋です。足の下の板の隙間からは14m下の川を見えてスリル満点です。夜はライトアップされるので、より幻想的な橋の姿を見ることができます。この吊り橋は3年に一度、職人の手によって掛け替えられます。
住所:徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
大歩危・祖谷温泉郷の宿には専用ケーブルカーに乗って、秘境の醍醐味や美しい紅葉などが楽しめる露天風呂があります。180m下を流れる祖谷川の谷底まで下る絶景の露天風呂や、眺めの良い場所まで登る天空の露天風呂があります。
http://oboke-iya.jp/en/
ひらら焼きと呼ばれるこの地方独特の料理は、熱した石の上がフライパンがわりです。「ひらら」とは「平たい石」の意味です。味噌でできた土手(円形の淵)を作り、アメゴと呼ばれる川魚、豆腐、祖谷の芋などを入れて煮込んだもてなしの料理です。焼けた味噌の香りが食欲をそそります。
ハレとケデザイン舎は祖谷の入り口にある廃校を活用したカフェ&ゲストハウス。中庭のウッドデッキでは、自慢のフランス菓子やピザなどを味わうことができます。コーヒーはスペシャルティの生豆を一粒ずつハンドピックして、ハンドロースターで300g、手網自家焙煎で200gずつ丁寧に焼いています。ホステルはドミトリーで可動式のベッドをグループで好きなように動かして寝ることができます。
住所:徳島県三好市池田町大利大西15 旧出合小学校
http://haretoke-d.jp/
全長4.6km、高低差590m、最大傾斜度40度、最頂標高1380m、観光用としては世界一のモノレールに乗って大自然をのんびりゆったり進みながら、森林欲を楽しむことができます。モノレールは森の中を65分かけて進みます。乗車には事前の予約が必要です。
住所:徳島県三好市東祖谷菅生28
http://www.miyoshinavi.jp/02miru/detail.php?uid=SS000075
三好市山城町には約150もの妖怪伝承が残されています。日本では有名な妖怪「コナキジジ(老人の姿をして赤ちゃんの声でなく妖怪」も山城町大歩危発祥の妖怪で、藤川谷沿いに石像が建ちます。妖怪の里にはたくさんの妖怪木像モニュメントが設置されています。
三好市の西祖谷山村で昔から秋祭りなどで披露されてきた「襖からくり」。人形浄瑠璃や伝統芸能などの背景として手描きの襖絵を糸であやつり場面展開していく技は見事。森の中に設けられる舞台で、夜、かがり火を焚いて幻想的な舞台がくりひろげられます。
四国の山深い里 大歩危・祖谷には不思議な伝説や神秘的で美しい景色がたくさんあり、四季それぞれに楽しみ方があります。秘境の大自然や文化を体感しに、ぜひみなさんも大歩危・祖谷へ訪れてみてくださいね。
写真提供:大歩危祖谷観光ナビ、千年のかくれんぼ、ハレとケデザイン舎
まるでアートのような吉野川を下る
大歩危・小歩危という名前の渓谷は、約2億年から1億年の時を経て大自然が作り出した景観です。ゴツゴツとしたダイナミックな岩肌と澄んだエメラルドグリーンの川の水は、季節によって様々な表情を見せます。遊覧船やラフティングで渓谷の美しさを楽しんでください。
Information
大歩危峡観光遊覧船住所:徳島県三好市山城町西宇1520
幻の花 クマガイソウが咲き乱れる山
日本の春の花といえばどんなイメージがありますか?
外国人のみなさんの多くは桜、もしくは藤を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、ここ祖谷は「クマガイソウ」と呼ばれる幻の花が咲きます。クマガイゾウは日本で絶滅が心配される貴重な植物です。かずら橋山草園ではこの貴重なクマガイソウが群生しています。見頃は4月下旬~です。
Information
かずら橋山草園住所:徳島県三好市西祖谷山村
営業期間:5月1日~5月末
小便小僧が立つ絶壁
高さ220メートルの絶壁に小便をする男の子の像があります。ここは昔、子どもや旅人が度胸だめしをした場所で、崖の向こうは目がくらむほどの深い渓谷。春から夏の新緑のシーズンはもちろん、秋は美しい紅葉を楽しむことができる場所です。
Information
祖谷渓の小便小僧像住所:三好市池田町松尾
歩くたびにギシギシと揺れる吊り橋
シラクチカズラという希少な植物で編まれた「祖谷のかずら橋」は、歩くたびに音をたて揺れる吊り橋です。足の下の板の隙間からは14m下の川を見えてスリル満点です。夜はライトアップされるので、より幻想的な橋の姿を見ることができます。この吊り橋は3年に一度、職人の手によって掛け替えられます。
Information
祖谷のかずら橋住所:徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
専用ケーブルカーで行く温泉
大歩危・祖谷温泉郷の宿には専用ケーブルカーに乗って、秘境の醍醐味や美しい紅葉などが楽しめる露天風呂があります。180m下を流れる祖谷川の谷底まで下る絶景の露天風呂や、眺めの良い場所まで登る天空の露天風呂があります。
Information
四国の秘境 大歩危・祖谷温泉郷/大歩危・祖谷いってみる会http://oboke-iya.jp/en/
石の上で調理するローカルフードを味わう
ひらら焼きと呼ばれるこの地方独特の料理は、熱した石の上がフライパンがわりです。「ひらら」とは「平たい石」の意味です。味噌でできた土手(円形の淵)を作り、アメゴと呼ばれる川魚、豆腐、祖谷の芋などを入れて煮込んだもてなしの料理です。焼けた味噌の香りが食欲をそそります。
廃校のカフェで焼き立てピザを味わう
ハレとケデザイン舎は祖谷の入り口にある廃校を活用したカフェ&ゲストハウス。中庭のウッドデッキでは、自慢のフランス菓子やピザなどを味わうことができます。コーヒーはスペシャルティの生豆を一粒ずつハンドピックして、ハンドロースターで300g、手網自家焙煎で200gずつ丁寧に焼いています。ホステルはドミトリーで可動式のベッドをグループで好きなように動かして寝ることができます。
Information
ハレとケデザイン舎住所:徳島県三好市池田町大利大西15 旧出合小学校
http://haretoke-d.jp/
のんびり森林浴!世界最長の観光モノレール
全長4.6km、高低差590m、最大傾斜度40度、最頂標高1380m、観光用としては世界一のモノレールに乗って大自然をのんびりゆったり進みながら、森林欲を楽しむことができます。モノレールは森の中を65分かけて進みます。乗車には事前の予約が必要です。
Information
奥祖谷観光周遊モノレール住所:徳島県三好市東祖谷菅生28
http://www.miyoshinavi.jp/02miru/detail.php?uid=SS000075
妖怪が暮らす「妖怪の里」
ⓒ水木プロ三好市山城町には約150もの妖怪伝承が残されています。日本では有名な妖怪「コナキジジ(老人の姿をして赤ちゃんの声でなく妖怪」も山城町大歩危発祥の妖怪で、藤川谷沿いに石像が建ちます。妖怪の里にはたくさんの妖怪木像モニュメントが設置されています。
巧な技であやつる襖からくりの舞台
三好市の西祖谷山村で昔から秋祭りなどで披露されてきた「襖からくり」。人形浄瑠璃や伝統芸能などの背景として手描きの襖絵を糸であやつり場面展開していく技は見事。森の中に設けられる舞台で、夜、かがり火を焚いて幻想的な舞台がくりひろげられます。
四国の山深い里 大歩危・祖谷には不思議な伝説や神秘的で美しい景色がたくさんあり、四季それぞれに楽しみ方があります。秘境の大自然や文化を体感しに、ぜひみなさんも大歩危・祖谷へ訪れてみてくださいね。
写真提供:大歩危祖谷観光ナビ、千年のかくれんぼ、ハレとケデザイン舎
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この記事は2017年04月11日の情報です。 文:DiGJAPAN! Editorial Team
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