福島県・会津周辺は美しい大自然に囲まれ、鶴ヶ城の城下町が育んだ幕末の歴史や、今なお残る茅葺き屋根の宿場町・大内宿の文化、おいしいグルメもたくさん楽しめるおすすめ観光エリアです。
その中でも今回は、会津鉄道のローカル線を走る「お座トロ展望列車」に揺られた先で出会える、会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の人気ねこ駅長をご紹介します。
今回東京から会津までの移動でおすすめするのは、今年2017年4月21日より運行を開始した、東武鉄道の「新型特急会津リバティ」。
浅草からこの会津リバティに乗車し、会津田島駅のリレー号への乗り換え一回で会津若松へ行くことができます。
リバティはお得な往復乗車券が販売されていますので、ホームページをチェックしてみてください。
http://railway.tobu.co.jp/
会津若松駅についたら、芦ノ牧温泉駅に向かう列車へ…のその前に!
待ち時間に余裕があれば、ぜひ立ち寄って頂きたいのが、会津を代表する観光スポットの「鶴ヶ城」。
春は満開の桜、秋は紅葉が美しく、最上層の展望台からは、鶴ヶ城が見守っている会津若松市内を一望できます。
会津若松駅から芦ノ牧温泉駅へ向かう列車は1日17本運行しているのですが、中でもおすすめなのが会津鉄道「お座トロ展望列車」です。
「お座トロ展望列車」は名前の通り、お座敷席&展望席のある車両と、トロッコ席の車両の2両編成になっていて、春~秋のトロッコ席には窓が無く、大自然の絶景を楽しむことができます。乗車するには、乗車券のほかにトロッコ整理券を購入します。
整理券は、
・会津鉄道沿線の有人駅、もしくは車掌さん
・JR東日本みどりの窓口
・その他の旅行代理店
上記窓口で1ヶ月前から取り扱っています。 主に4月~11月の土曜・日曜を中心に運行しています。
乗車券購入や運行日など、くわしくはこちら
※トロッコ整理券はWeb、電話での発券は行っていません。
http://www.aizutetsudo.jp/
ホームに降りると、駅帽をかぶり凛々しいまなざしで列車を見届ける、とてもかわいい駅員さんがホームのベンチにいらっしゃいました。
そのかわいい駅員さんは、芦ノ牧温泉駅のねこ駅長のらぶさん。
らぶ駅長はアメリカンカールの男の子で、2015年に二代目名誉駅長に就任しました。ふわふわとした長い毛とくるんと丸い耳が特徴です。
9:00~16:00の間、駅帽を身に着けて、列車のお出迎え・お見送りや駅周辺のパトロール・待合室のお客様への癒しの提供・発券業務の見守りといった業務を中心に、駅長さんとしてのお仕事を日々まったりとしています。
そんならぶ駅長の周りはいつも笑顔でいっぱい!皆に元気を届けに、各式典・イベントへの出張のお仕事もしています。
芦ノ牧温泉駅の人気駅員さんはほかにもいます!らぶ駅長の兄弟で、弟のぴーち施設長です。
らぶ駅長とは対照的な短めの毛とまんまるの瞳、くるんと反った丸い耳が特徴で、駅長を補佐する施設長として、ヘルメットをかぶり、日々施設の点検やパトロールを行っています。
おもちゃを追いかけて元気に走り回ったり、寝顔が半目だったりと、お茶目な一面もみせつつのびのびと過ごしています。
ときおり簡易宿直室でおひるねしつつ、駅構内・ホーム内、駅の外を見回る様子がTwitterやインスタグラムに日々投稿されているのでチェックしてみてください。
※勤務時間情報は、2022年2月現在の情報となります
芦ノ牧温泉駅でのらぶ駅長・ぴーち施設長とのふれあいの際は
・個人撮影
・追いかける行為
・大声で呼ぶ行為
・ペットの入室
は禁止となっています。抱っこはできませんが、やさしく撫でてあげるのはOK!なので、まったりと癒されタイムを過ごしましょう。
芦ノ牧温泉駅の駅長はもう一匹!初代ねこ駅長・ばすさんです。
2000年頃から駅で生活をはじめ、2008年に正式に初代名誉駅長に就任。ゆったりとした足取りで日々駅を見回り、列車から降りてくるお客様を出迎え、癒していました。
ご長寿猫としても注目された初代駅長・ばすさんでしたが、2016年に惜しまれながら永眠。現在は芦ノ牧温泉駅の敷地内の花桃の木の下で眠っており、この花桃の木は“ぴーち”施設長の名前の由来にもなっています。
芦ノ牧温泉駅は90年あまりの歴史がある木造の駅舎です。
周辺の四季の風景は美しく、春にはまぶしい満開の桜が駅を囲み、夏はセミの声とともに鮮やかな緑の山々が広がります。 秋はトロッコ列車で美しい紅葉を楽しむことができ、冬は雪深い中味わいのある駅のストーブに灯りがともり、訪れる人を暖めています。
敷地内には10年間にわたり週末を中心に会津若松~会津田島駅間で活躍し、2009年で運転を終了した初代トロッコ列車のAT-301が静止保存されています。
現在は週末を中心に無料休憩所として解放しており、車内ではプラレールや旧国鉄時代からのさまざまな品を見ることができます。
そのお隣、2012年に会津鉄道の開業25周年を記念して建立された会津鉄道神社には、参拝者が供えていったねこの写真・グッズがたくさんあります。
お参りして交通安全を祈願した後は、かわいいねこ写真をぜひご覧ください。
芦ノ牧温泉駅にはカフェも併設されていて、駅特製のおいしいドリンクやコーヒーを頂けます。
列車の待ち時間においしい飲み物でひと休みしましょう。
駅の売店コーナーには、種類豊富ならぶ駅長・ぴーち施設長グッズが並べられています。
お土産にぴったりな黒糖まんじゅうや、かわいいねこ駅員さんグッズが出てくるガチャポン、スタイリッシュなデザインのTシャツも!
じっくり選んでお買い物を楽しんでください。
ラーメンだけで13種類のメニューがあり、コシのある中太麺と、もちもちとした歯ごたえの極太手打ち麺の2種類の麺が選べます。
ソースカツ丼とのセットメニューもあり、女性に嬉しいミニセットもありますよ!
住所:福島県会津若松市大戸町上三寄香塩343
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00
定休日:水曜
アクセス:芦ノ牧温泉駅から直進、徒歩1分
http://www.gyunyuya.jp/
駅周辺とねこ駅員さんの魅力をたくさん楽しんだ後は、名残惜しいですがらぶ駅長に見送られつつ出発します。また会いに来ますね、らぶ駅長!
ここからは、まだまだ観光を楽しみたい!という方へ、会津鉄道沿線や福島県でおすすめの観光スポットを紹介します。
芦ノ牧温泉駅のお隣、茅葺屋根の情緒あふれる湯ノ上温泉駅には足湯があります。また、駅から出ているバスに乗って大内宿へ行くことができます。
大内宿では古き良き宿場町の雰囲気のなか、おいしいグルメや古き良き民芸品のお土産選びをたくさん楽しむことができ、そのなかでも一風変わった、まるごと一本のネギをお箸代わりに使って食べる大内宿三澤屋さんの「高遠そば」は大内宿へ足を運んだらぜひ食べて頂きたい一品です。
会津若松駅からJR磐越西線に乗り換えて猪苗代駅で下車しバスに少し乗ると、日本で4番目に大きな湖、猪苗代湖が目の前に広がります。湖からは磐梯山を望むことができ、四季折々の美しい景色を楽しめます。
周辺には多くの観光スポットがあり、その中に日本の千円札の肖像画になっている野口英世博士を、貴重な資料とともに知ることができる野口英世記念館があります。猪苗代出身の博士が生まれ育った家も当時のまま公開されています。
その中でも今回は、会津鉄道のローカル線を走る「お座トロ展望列車」に揺られた先で出会える、会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の人気ねこ駅長をご紹介します。
東京から福島・芦ノ牧温泉駅へ鉄道の旅
東京から、ねこ駅長のいる芦ノ牧温泉までは約4.5時間。その間の乗り換えは2回だけ。その方法を考えます。■浅草から会津若松駅へ
今回東京から会津までの移動でおすすめするのは、今年2017年4月21日より運行を開始した、東武鉄道の「新型特急会津リバティ」。
浅草からこの会津リバティに乗車し、会津田島駅のリレー号への乗り換え一回で会津若松へ行くことができます。
リバティはお得な往復乗車券が販売されていますので、ホームページをチェックしてみてください。
Information
東武鉄道http://railway.tobu.co.jp/
■会津若松に到着
会津若松駅についたら、芦ノ牧温泉駅に向かう列車へ…のその前に!
待ち時間に余裕があれば、ぜひ立ち寄って頂きたいのが、会津を代表する観光スポットの「鶴ヶ城」。
春は満開の桜、秋は紅葉が美しく、最上層の展望台からは、鶴ヶ城が見守っている会津若松市内を一望できます。
■会津鉄道「お座トロ展望列車」に乗車
会津若松駅から芦ノ牧温泉駅へ向かう列車は1日17本運行しているのですが、中でもおすすめなのが会津鉄道「お座トロ展望列車」です。
「お座トロ展望列車」は名前の通り、お座敷席&展望席のある車両と、トロッコ席の車両の2両編成になっていて、春~秋のトロッコ席には窓が無く、大自然の絶景を楽しむことができます。乗車するには、乗車券のほかにトロッコ整理券を購入します。
整理券は、
・会津鉄道沿線の有人駅、もしくは車掌さん
・JR東日本みどりの窓口
・その他の旅行代理店
上記窓口で1ヶ月前から取り扱っています。 主に4月~11月の土曜・日曜を中心に運行しています。
乗車券購入や運行日など、くわしくはこちら
※トロッコ整理券はWeb、電話での発券は行っていません。
Information
会津鉄道株式会社http://www.aizutetsudo.jp/
芦ノ牧温泉駅で人気のねこ駅長とご対面
トロッコ列車に揺られ、景色を楽んでいると「芦ノ牧温泉駅」に到着します。ホームに降りると、駅帽をかぶり凛々しいまなざしで列車を見届ける、とてもかわいい駅員さんがホームのベンチにいらっしゃいました。
■人気ねこ駅長”らぶ”さん
そのかわいい駅員さんは、芦ノ牧温泉駅のねこ駅長のらぶさん。
らぶ駅長はアメリカンカールの男の子で、2015年に二代目名誉駅長に就任しました。ふわふわとした長い毛とくるんと丸い耳が特徴です。
9:00~16:00の間、駅帽を身に着けて、列車のお出迎え・お見送りや駅周辺のパトロール・待合室のお客様への癒しの提供・発券業務の見守りといった業務を中心に、駅長さんとしてのお仕事を日々まったりとしています。
そんならぶ駅長の周りはいつも笑顔でいっぱい!皆に元気を届けに、各式典・イベントへの出張のお仕事もしています。
■ねこ駅員さんたちのお仕事風景を動画でご紹介!
出典:らぶ駅長Twitter
■ねこ駅員さんはほかにもいます!補佐役のぴーち施設長
芦ノ牧温泉駅の人気駅員さんはほかにもいます!らぶ駅長の兄弟で、弟のぴーち施設長です。
らぶ駅長とは対照的な短めの毛とまんまるの瞳、くるんと反った丸い耳が特徴で、駅長を補佐する施設長として、ヘルメットをかぶり、日々施設の点検やパトロールを行っています。
おもちゃを追いかけて元気に走り回ったり、寝顔が半目だったりと、お茶目な一面もみせつつのびのびと過ごしています。
ときおり簡易宿直室でおひるねしつつ、駅構内・ホーム内、駅の外を見回る様子がTwitterやインスタグラムに日々投稿されているのでチェックしてみてください。
※勤務時間情報は、2022年2月現在の情報となります
芦ノ牧温泉駅でのらぶ駅長・ぴーち施設長とのふれあいの際は
・個人撮影
・追いかける行為
・大声で呼ぶ行為
・ペットの入室
は禁止となっています。抱っこはできませんが、やさしく撫でてあげるのはOK!なので、まったりと癒されタイムを過ごしましょう。
■あっぱれご長寿! 先代ばす駅長
芦ノ牧温泉駅の駅長はもう一匹!初代ねこ駅長・ばすさんです。
2000年頃から駅で生活をはじめ、2008年に正式に初代名誉駅長に就任。ゆったりとした足取りで日々駅を見回り、列車から降りてくるお客様を出迎え、癒していました。
ご長寿猫としても注目された初代駅長・ばすさんでしたが、2016年に惜しまれながら永眠。現在は芦ノ牧温泉駅の敷地内の花桃の木の下で眠っており、この花桃の木は“ぴーち”施設長の名前の由来にもなっています。
味わい深い 芦ノ牧温泉駅
芦ノ牧温泉駅は90年あまりの歴史がある木造の駅舎です。
周辺の四季の風景は美しく、春にはまぶしい満開の桜が駅を囲み、夏はセミの声とともに鮮やかな緑の山々が広がります。 秋はトロッコ列車で美しい紅葉を楽しむことができ、冬は雪深い中味わいのある駅のストーブに灯りがともり、訪れる人を暖めています。
■初代トロッコ列車の展示
敷地内には10年間にわたり週末を中心に会津若松~会津田島駅間で活躍し、2009年で運転を終了した初代トロッコ列車のAT-301が静止保存されています。
現在は週末を中心に無料休憩所として解放しており、車内ではプラレールや旧国鉄時代からのさまざまな品を見ることができます。
そのお隣、2012年に会津鉄道の開業25周年を記念して建立された会津鉄道神社には、参拝者が供えていったねこの写真・グッズがたくさんあります。
お参りして交通安全を祈願した後は、かわいいねこ写真をぜひご覧ください。
■駅内にはカフェコーナーも併設
芦ノ牧温泉駅にはカフェも併設されていて、駅特製のおいしいドリンクやコーヒーを頂けます。
列車の待ち時間においしい飲み物でひと休みしましょう。
■らぶ駅長グッズのお土産選び!
駅の売店コーナーには、種類豊富ならぶ駅長・ぴーち施設長グッズが並べられています。
お土産にぴったりな黒糖まんじゅうや、かわいいねこ駅員さんグッズが出てくるガチャポン、スタイリッシュなデザインのTシャツも!
じっくり選んでお買い物を楽しんでください。
おなかがすいたら、行列のできる会津ラーメン店へ寄り道
代々おかみさんに引き継がれてきた元祖会津ラーメンと、秘伝のソースを使用したソースカツ丼が大人気の「牛乳屋食堂」。県外からも足を運ぶ人が多く、行列ができることもしばしば。ラーメンだけで13種類のメニューがあり、コシのある中太麺と、もちもちとした歯ごたえの極太手打ち麺の2種類の麺が選べます。
ソースカツ丼とのセットメニューもあり、女性に嬉しいミニセットもありますよ!
Information
牛乳屋食堂住所:福島県会津若松市大戸町上三寄香塩343
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00
定休日:水曜
アクセス:芦ノ牧温泉駅から直進、徒歩1分
http://www.gyunyuya.jp/
■らぶ駅長に見送られ次のスポットへ
駅周辺とねこ駅員さんの魅力をたくさん楽しんだ後は、名残惜しいですがらぶ駅長に見送られつつ出発します。また会いに来ますね、らぶ駅長!
「また来てね~」と見送るらぶ駅長
ここからは、まだまだ観光を楽しみたい!という方へ、会津鉄道沿線や福島県でおすすめの観光スポットを紹介します。
情緒あふれる大内宿へ
芦ノ牧温泉駅のお隣、茅葺屋根の情緒あふれる湯ノ上温泉駅には足湯があります。また、駅から出ているバスに乗って大内宿へ行くことができます。
大内宿では古き良き宿場町の雰囲気のなか、おいしいグルメや古き良き民芸品のお土産選びをたくさん楽しむことができ、そのなかでも一風変わった、まるごと一本のネギをお箸代わりに使って食べる大内宿三澤屋さんの「高遠そば」は大内宿へ足を運んだらぜひ食べて頂きたい一品です。
磐梯山をのぞむ猪苗代湖畔
会津若松駅からJR磐越西線に乗り換えて猪苗代駅で下車しバスに少し乗ると、日本で4番目に大きな湖、猪苗代湖が目の前に広がります。湖からは磐梯山を望むことができ、四季折々の美しい景色を楽しめます。
周辺には多くの観光スポットがあり、その中に日本の千円札の肖像画になっている野口英世博士を、貴重な資料とともに知ることができる野口英世記念館があります。猪苗代出身の博士が生まれ育った家も当時のまま公開されています。
福島県会津鉄道のらぶ駅長に出会う旅、いかがでしたでしょうか?
ねこ駅長がお仕事をする姿にきっと元気をもらえること間違いなし!観光を楽しみつつ、自然に囲まれた澄んだ空気に癒されながら、ぜひらぶ駅長に会いに芦ノ牧温泉駅へ足を運んでみてください。
ねこ駅長がお仕事をする姿にきっと元気をもらえること間違いなし!観光を楽しみつつ、自然に囲まれた澄んだ空気に癒されながら、ぜひらぶ駅長に会いに芦ノ牧温泉駅へ足を運んでみてください。
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この記事は2017年09月28日の情報です。 文:Megumi Iijima
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