STORY
プロのおでんの楽しみ方 日本の冬の味覚・おでんの秘密をご紹介!
12月から2月の一番冷え込むこの時期においしい、温かい食べ物の代表『おでん』。コンビニでも販売され手日本人にとっては定番のrメニューですが、外国人にとっても興味津々の料理です。DiGJAPAN!のイタリア人ライターが日本ならでは味覚「おでん」を、注文方法から楽しみ方まで詳しくご紹介します。
おでんとは、味付けした出汁でたくさんの具材を煮る煮込み料理です。かまぼこからお豆腐まで、日本ならではのさまざまな食材が入っています。材料の種類とだし汁の味は地域や家庭によって異なります。江戸時代から屋台で売られているもので、昔から伝わる「ファーストフード」として知られています。
おでんは一年中食べることができますが、冬は特に人気です。日本の冬のコンビニエンスストアのカウンターには必ずおでんが並びます。寒い時に食べる熱々のおでんは最高ですね。そしておでんはとても手ごろな値段で、具材1つあたり65~100円で売られています。
■大根
日本料理で重宝する大根は、おでんにもよく使われています。大きくカットされた大根がだし汁をたっぷりと含み、ほくほくと柔らかくなります。
■たまご
たまごも、おでんによく使われている材料です。おでんの具で定番なのは「ゆで卵」ですが、「巻き卵」も地域やお店によって取り扱っています。に
■練り物
ちくわ:魚のすり身や卵白などを使って筒状に巻いて焼かれた細長い具材です。
はんぺん:こちらも魚のすり身を使っており、味がまろやかで、ふわふわととても柔らかい食感です。
さつま揚げ:魚のすり身の記事に、細かく刻んだ野菜等の具材が練り込まれた揚げ物です。
ウインナー巻:小さなソーセージが魚のすり身の練り物に包まれた揚げ物です。
ごぼう巻:こちらも同じくごぼうが練り物に包まれた揚げ物です。
■ちくわぶ
小麦粉をこねたものを茹であげたお麩です。形はちくわに似ていますが、味と食感に大きな違いがあります。
■こんにゃく
こんにゃく:こんにゃく芋から作られたヘルシーなこんにゃくも、日本料理ではよく登場します。プルプルと弾力がありつつも、しっかりした食感です。
白滝:細く麺状に作られたこんにゃくです。食べやすいように束ねた形で出てくることが多いです。白滝特有のユニークな食感が楽しめます。
■豆腐
厚揚げ:お豆腐を揚げたものです。こちらもおでんには欠かせない具材ですね。
巾着:食べてびっくり!油揚げの中にお餅が入っているこちらの具材は、日本の巾着袋をイメージしたものです。
がんも:野菜とほかの材料が入ったお豆腐を揚げたものです。だし汁をたくさん吸って美味しくなります。
■お肉を使った具材
つくね:鶏の柔らかい肉団子が串に刺されて提供されるものです。
つみれ:こちらも肉団子ですが、串つきではなく団子状になっていてひとつずつ販売されています。
牛すじ:つくねのように串が付いています。煮込んだ筋がとても柔らかくなっています。
ロールキャベツ:ジューシーなひき肉を柔らかいキャベツで包んだ具材です。
日本にあるほとんどのコンビニエンスストアでおでんが販売されますが、セルフサービスのお店と、店員さんに注文する形でのお店があります。
セルフサービスのおでんは、おでんのそばにあるカップのサイズを選びます。お次はトングを使って好きなおでんをカップに入れましょう。最後に、鍋の近くにあるおたまでだし汁を少しとり、カップに入れます。選び終わったらふたをして、カップを店員さんのいるレジまで持っていきます。
店員さんに口頭で注文する際は、レジにて店員さんに「おでんください」と言うだけで伝わります。その際希望のカップのサイズを伝えましょう。
レジ前におでんメニューが貼ってあるのですが、よくわからない場合は指でさしても大丈夫です。スタッフが最後にだし汁を足してくれます。
最後におでんにつける薬味を選び、お金を払えば終了です!からしや柚子胡椒など、お店や地域によって、ついてくる薬味も違います。器の端にある、薬味置き場に、少し出して使いましょう。
コンビニで買ってみたおでんを気に入ったようであれは、次は、おでん屋さんで、本場のおでんをぜひ味わってみましょう。目の前で作られているおでんはさらにおいしいですよ。
注文に迷うときは、おすすめの具材を聞いてみましょう。セットメニューが用意されているお店もあるので、そちらを聞いてみるのも便利です。
からしがおでんの薬味の基本です。からしのほかに、ゆず胡椒につけてもおいしく、そのほか醤油や味噌でおでんを楽しむ方もいます。
箸でおでんを取って、軽くからしにつけます。辛いものが苦手な方は注意しましょう。おいしい、アツアツのおでんをピリっと辛いからしにつけて食べれば、冬の寒さも忘れられます。
おでんにおいしい地酒を合わせれば最高のおでん体験を味わえますよ。
さらに、「だし割り」という飲み物を頼むことができるおでん屋さんもあります。ワンカップの日本酒を最後まで飲まないで1/5くらいを残したら、スタッフがそこに温かいおでんのだし汁を入れてもらいましょう。どこの店でも頼めるわけではありませんが、機会があれば是非試してみてください。
執筆兼翻訳者 Laura
東京在住のイタリア人。ガイドブックに載っていない穴場スポットを探したり写真を撮ること、そして音楽hパンク・ロックが大好きです。お酒を飲んだり、三線(三味線に似た沖縄の楽器)を弾くことも好きです。
おでんとは、味付けした出汁でたくさんの具材を煮る煮込み料理です。かまぼこからお豆腐まで、日本ならではのさまざまな食材が入っています。材料の種類とだし汁の味は地域や家庭によって異なります。江戸時代から屋台で売られているもので、昔から伝わる「ファーストフード」として知られています。
お店のおでん鍋にはたくさんの種類の具材が入っています
おでんは一年中食べることができますが、冬は特に人気です。日本の冬のコンビニエンスストアのカウンターには必ずおでんが並びます。寒い時に食べる熱々のおでんは最高ですね。そしておでんはとても手ごろな値段で、具材1つあたり65~100円で売られています。
ポピュラーなおでんのメニュー
日本の人々が慣れ親しんでいるおでんですが、日本の材料に慣れていない海外の方にとってはそれぞれの具材の種類が紛らわしいかもしれませんね。ここで、一般的なおでんのメニューをご紹介します。■大根
日本料理で重宝する大根は、おでんにもよく使われています。大きくカットされた大根がだし汁をたっぷりと含み、ほくほくと柔らかくなります。
■たまご
たまごも、おでんによく使われている材料です。おでんの具で定番なのは「ゆで卵」ですが、「巻き卵」も地域やお店によって取り扱っています。に
■練り物
ちくわ:魚のすり身や卵白などを使って筒状に巻いて焼かれた細長い具材です。
はんぺん:こちらも魚のすり身を使っており、味がまろやかで、ふわふわととても柔らかい食感です。
さつま揚げ:魚のすり身の記事に、細かく刻んだ野菜等の具材が練り込まれた揚げ物です。
ウインナー巻:小さなソーセージが魚のすり身の練り物に包まれた揚げ物です。
ごぼう巻:こちらも同じくごぼうが練り物に包まれた揚げ物です。
■ちくわぶ
小麦粉をこねたものを茹であげたお麩です。形はちくわに似ていますが、味と食感に大きな違いがあります。
■こんにゃく
こんにゃく:こんにゃく芋から作られたヘルシーなこんにゃくも、日本料理ではよく登場します。プルプルと弾力がありつつも、しっかりした食感です。
白滝:細く麺状に作られたこんにゃくです。食べやすいように束ねた形で出てくることが多いです。白滝特有のユニークな食感が楽しめます。
■豆腐
厚揚げ:お豆腐を揚げたものです。こちらもおでんには欠かせない具材ですね。
巾着:食べてびっくり!油揚げの中にお餅が入っているこちらの具材は、日本の巾着袋をイメージしたものです。
がんも:野菜とほかの材料が入ったお豆腐を揚げたものです。だし汁をたくさん吸って美味しくなります。
■お肉を使った具材
つくね:鶏の柔らかい肉団子が串に刺されて提供されるものです。
つみれ:こちらも肉団子ですが、串つきではなく団子状になっていてひとつずつ販売されています。
牛すじ:つくねのように串が付いています。煮込んだ筋がとても柔らかくなっています。
ロールキャベツ:ジューシーなひき肉を柔らかいキャベツで包んだ具材です。
おでんの注文方法
コンビニでのおでん販売は、毎年だいたい8月下旬から3月下旬ごろまで。お店や地域によって販売期間は異なります。日本にあるほとんどのコンビニエンスストアでおでんが販売されますが、セルフサービスのお店と、店員さんに注文する形でのお店があります。
コンビニ・レジ前のおでん
セルフサービスのおでんは、おでんのそばにあるカップのサイズを選びます。お次はトングを使って好きなおでんをカップに入れましょう。最後に、鍋の近くにあるおたまでだし汁を少しとり、カップに入れます。選び終わったらふたをして、カップを店員さんのいるレジまで持っていきます。
店員さんに口頭で注文する際は、レジにて店員さんに「おでんください」と言うだけで伝わります。その際希望のカップのサイズを伝えましょう。
レジ前におでんメニューが貼ってあるのですが、よくわからない場合は指でさしても大丈夫です。スタッフが最後にだし汁を足してくれます。
最後におでんにつける薬味を選び、お金を払えば終了です!からしや柚子胡椒など、お店や地域によって、ついてくる薬味も違います。器の端にある、薬味置き場に、少し出して使いましょう。
おいしいコンビニのおでん
コンビニで買ってみたおでんを気に入ったようであれは、次は、おでん屋さんで、本場のおでんをぜひ味わってみましょう。目の前で作られているおでんはさらにおいしいですよ。
注文は難しそうにみえますが是非トライしてみてください!
注文に迷うときは、おすすめの具材を聞いてみましょう。セットメニューが用意されているお店もあるので、そちらを聞いてみるのも便利です。
立ち飲みおでん屋
おでんの楽しみ方
注文したおでんを更に楽しむために、薬味について見ていきましょう。からしがおでんの薬味の基本です。からしのほかに、ゆず胡椒につけてもおいしく、そのほか醤油や味噌でおでんを楽しむ方もいます。
からしはお皿の淵へ少し出します
箸でおでんを取って、軽くからしにつけます。辛いものが苦手な方は注意しましょう。おいしい、アツアツのおでんをピリっと辛いからしにつけて食べれば、冬の寒さも忘れられます。
おでんにおいしい地酒を合わせれば最高のおでん体験を味わえますよ。
さらに、「だし割り」という飲み物を頼むことができるおでん屋さんもあります。ワンカップの日本酒を最後まで飲まないで1/5くらいを残したら、スタッフがそこに温かいおでんのだし汁を入れてもらいましょう。どこの店でも頼めるわけではありませんが、機会があれば是非試してみてください。
熱いだし汁にお酒の香り
日本の伝統的な冬の料理はいかがでしたか?
筆者は海外から日本に来てから、必ず冬におでんを食べるようになりました。熱いだし汁と一緒にいろんな具材を楽しむと元気になれます。「日本の昔ならがらのファストフード」を、ぜひご賞味ください!執筆兼翻訳者 Laura
東京在住のイタリア人。ガイドブックに載っていない穴場スポットを探したり写真を撮ること、そして音楽hパンク・ロックが大好きです。お酒を飲んだり、三線(三味線に似た沖縄の楽器)を弾くことも好きです。
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この記事は2018年01月15日の情報です。 文:DiGJAPAN! 編集部
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