世界最大級の卸売市場として、多くの外国人観光客にも愛された「東京都中央卸売市場 築地市場」。2018年10月、約80年の歴史を閉じ、装いを新たに豊洲へと移転しました。きれいに整備された新市場は、見学コースや飲食店フロアも新設され、活気はそのままにますます魅力アップ!
そんな豊洲市場の見どころや楽しみ方を探るため、ピカピカの市場に早速遊びに行ってきました。
市場前駅を出ると、豊洲市場はもう目の前!市場はおもに水産仲卸売場棟、水産卸売場棟、管理施設棟、青果棟の4つに分かれており、各棟は駅から直結の通路で繋がっています。駅の出口から右に行くと水産仲卸売場棟、左に行くと水産卸売場棟、管理施設棟、青果棟へと行くことができます。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/calendar/
市場が一般客に開放されるのは朝5時。競りが始まるのは5時30分頃なので、朝イチに行くのがおすすめです。のんびりお昼頃に行くと、すでに取り引きは終了していて市場はガランとしているので要注意!
また、豊洲市場では15言語に対応している多言語表示サービス「QR Translater」を導入しており、各コースに設置されたQRTコードをスキャンすれば、母国語で説明を見ることができるんです!見学者コースを巡る前に、スマートフォンなどでQRコードを読み取るのを忘れずに。
場所:水産仲卸売場棟/営業時間:5:30~14:00(閉店に合わせて受付を終了)
場所:管理施設棟/営業時間:7:00~15:30(状況により変動あり)
場所:水産仲卸売場棟/営業時間:6:30~15:30
写真の「親子丼しお」900円は、ゆずこしょう味でさっぱりとした味付け。鶏スープ付きでリーズナブルなのもうれしいですね。
場所:水産仲卸売場棟/営業時間:7:00~14:00
また、食料品を扱うお店は多くありますが、食べ歩きは禁止なので注意しましょう!
見学や食事、買い物もより快適に楽しめるようになった豊洲市場。場所と雰囲気は変われども、そこで働く人の熱気や市場としての魅力は変わりません。
今回紹介しきれなかったお店やお楽しみはまだまだあるので、ぜひ一度遊びに行ってみてくださいね♪
住所:東京都江東区豊洲6
営業:5:00~17:00、飲食・物販は店舗により異なる
定休日:日曜、祝日、休市日
アクセス:ゆりかもめ市場前駅からすぐ
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/
そんな豊洲市場の見どころや楽しみ方を探るため、ピカピカの市場に早速遊びに行ってきました。
まずはゆりかもめで市場前駅へ
豊洲市場は、東京の湾岸エリアを走るモノレール「ゆりかもめ」の市場前駅からすぐの場所にあります。ゆりかもめには、JR・東京メトロ銀座線・都営浅草線の新橋駅か、東京メトロ有楽町線の豊洲駅から乗り換えることができます。市場前駅を出ると、豊洲市場はもう目の前!市場はおもに水産仲卸売場棟、水産卸売場棟、管理施設棟、青果棟の4つに分かれており、各棟は駅から直結の通路で繋がっています。駅の出口から右に行くと水産仲卸売場棟、左に行くと水産卸売場棟、管理施設棟、青果棟へと行くことができます。
所々に英語や韓国語併記の案内板があります
また、新橋駅からは豊洲市場行きのバスも運行中。5~8時台は便数も多く、20分ほどで着くのでとっても便利です!
市場は日曜と祝日がお休み。ほかに水曜日も休みの日が多く、臨時休業日などもあるので、事前に休市日を確認してから行くと安心です。
【市場開場日・休業日年間カレンダー】
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/calendar/
水産卸売場棟で競りの様子を見学!
市場の魅力といえば活気あふれるマグロの競りですよね!豊洲では、水産卸売場棟でその様子を見学することができます。市場が一般客に開放されるのは朝5時。競りが始まるのは5時30分頃なので、朝イチに行くのがおすすめです。のんびりお昼頃に行くと、すでに取り引きは終了していて市場はガランとしているので要注意!
各棟には一般客用の見学者コースが整備されており、少し上の目線から市場を見渡すことができます。マグロの競りの様子も、見学者コースから自由に眺めることができますよ。マグロが床一面に並ぶ様子は圧巻です。
プロの仲買人たちが競りの前に品定めをしています
また、2019年1月15日からは、仲買人とほぼ同じ目線でより間近に競りの様子を見学できる「見学者デッキ」がオープン!見学者コースから見下ろすのとはまた違う、迫力満点の競りの様子が見られます。見学者デッキの利用方法などは、今後ホームページなどで案内される予定です。
見学者デッキから見た競りの様子
見学者コースは他にも見どころがいっぱい
水産卸売場棟、水産仲卸売場棟、青果棟の各棟で、市場の内部が見られる見学者コース。コースの途中には、各棟で取り引きされている魚や野菜の説明、市場の歴史、市場で働くプロの仕事などが紹介されています。また、豊洲市場では15言語に対応している多言語表示サービス「QR Translater」を導入しており、各コースに設置されたQRTコードをスキャンすれば、母国語で説明を見ることができるんです!見学者コースを巡る前に、スマートフォンなどでQRコードを読み取るのを忘れずに。
市場のキャラクター「イッチーノ」のパネルが目印
ほかにも、水産卸売場棟には最大級のクロマグロの模型、水産仲卸売場棟には市場で働く人が物を運ぶ時に使う小型運搬車「ターレ」が展示されています。マグロやターレと記念撮影をすれば、市場らしい記念になりますよ♪
クロマグロの大きさにびっくり!
ターレに乗ってプロの気分♪
競りが終了したお昼頃に訪れても、各棟の見学者コースを巡るだけで東京中央卸売市場のスケールの大きさや魅力が伝わってくるので、ぜひぐるりと回ってみましょう。
見学を終えたら市場グルメを満喫♪
豊洲市場のもうひとつの魅力と言えば、築地から変わらぬ味を提供する飲食店の数々!大行列でおなじみの「寿司大」をはじめ、新鮮な魚介をたっぷり味わえる飲食店は、豊洲に移転しても大人気です。飲食店が集中しているのは、水産仲卸売場棟と管理施設棟。どちらも午前中から大混雑するので、開場直後の早朝か、閉店間際を狙うのがおすすめ。ただし、午後に行くと売り切れで店じまいをしているところも多いので、やはり早めに行くのが一番です。
水産仲卸売場棟(左)と管理施設棟(右)
どのお店も間違いなしの名店ですが、中でもおすすめのお店をピックアップしてご紹介します♪
■ 寿司大
言わずと知れた行列店「寿司大」。豊洲移転後もその人気は健在です。開店から行列が絶えず、昼前には売り切れてしまうので、確実に食べたい人は開店と同時に行きましょう。魚のことを知り尽くした職人たちが、見事な手さばきで次々と寿司を握っていく様子はショーのよう。お店に入った瞬間からその無駄のない動きに見入ってしまいます。自家製の煮切り醤油を塗ったマグロはまさに絶品!いろんなネタを楽しみたい人には、旬のにぎり9貫と、好きなネタ1貫、巻き物、玉子焼きが付く「店長おまかせセット」4500円がおすすめです(写真)。
開店するとすぐ店内のカウンターは満席に
店舗Information
寿司大場所:水産仲卸売場棟/営業時間:5:30~14:00(閉店に合わせて受付を終了)
■ 磯寿司
もう一店、人気の寿司店をご紹介。「磯寿司」では一本買いするマグロをはじめ、産地にこだわらずその時期いちばんの天然物だけを厳選したネタを仕入れています。高級感漂う店内のカウンターで、お得に本格的な寿司を味わえる穴場の店です。ネタはもちろん、シャリのおいしさもじっくり味わいましょう。写真は「特上にぎり」3900円。天然マグロの中トロ・大トロを中心とした10貫のにぎりに巻き物が付きます。
「磯野家」と書かれた大きな木の看板が目印
店舗Information
磯寿司場所:管理施設棟/営業時間:7:00~15:30(状況により変動あり)
■ 海鮮丼 大江戸
魚介のおいしさがギュッと詰まった、まさに夢のような丼を味わえるのが、海鮮丼の「大江戸」です。ウニやマグロなどをふんだんに使った丼をはじめ、メニューの種類は60種類以上。厳選されたネタのおいしさはもちろん、何度訪れても飽きないこのメニューの多さも魅力のひとつです。おすすめは豪華な「うに盛り7点上丼」3800円(写真)。たっぷりのウニのほか、中トロ、イクラ、かになどがのった贅沢な一杯です。
一列に並んだカウンター席が11席
店舗Information
海鮮丼 大江戸場所:水産仲卸売場棟/営業時間:6:30~15:30
■ 鳥藤
海鮮が少し苦手、という人におすすめしたいのがこちら。「鳥藤」は鶏肉専門の卸売業者が営む、親子丼と鶏めしの名店です。100年以上の歴史を誇るお店だからこその目利きで厳選した大山鶏は、肉の弾力と噛むほどに染み出るうま味がたまりません。鶏ガラをじっくり炊いた自慢の鶏白湯スープも感動の味わいです!写真の「親子丼しお」900円は、ゆずこしょう味でさっぱりとした味付け。鶏スープ付きでリーズナブルなのもうれしいですね。
店舗Information
鳥藤場所:水産仲卸売場棟/営業時間:7:00~14:00
「魚がし横丁」でおみやげも忘れずにゲット♪
最後に忘れてはいけないのが、豊洲市場らしいおみやげ探し。 水産仲卸売場棟の4階には、プロの為の物販店「魚がし横丁」があります。きれいに整備された通りに沿って、約70もの店舗が並んでいます。築地から移転してもその品質の高さや品揃えの豊富さは変わらず、プロのみならず多くの観光客で連日大賑わい!プロの料理人も愛用する包丁やザルなどの調理器具は、おみやげに喜ばれると外国人観光客にも大人気! ほかにも“豊洲”の文字が入ったTシャツなどを扱う「伊藤ウロコ」や、定番の玉子焼きが人気の「丸武」など、多彩なお店が揃うのでぐるりと見て歩くだけでも飽きません。
包丁や海苔、惣菜など、並ぶ商品はさまざま
営業時間はお店によって異なりますが、通常は早朝からお昼頃。昼過ぎに行くと閉まっているお店も多いので、午前中に行くのがおすすめです。
また、食料品を扱うお店は多くありますが、食べ歩きは禁止なので注意しましょう!
見学や食事、買い物もより快適に楽しめるようになった豊洲市場。場所と雰囲気は変われども、そこで働く人の熱気や市場としての魅力は変わりません。
今回紹介しきれなかったお店やお楽しみはまだまだあるので、ぜひ一度遊びに行ってみてくださいね♪
Information
東京中央卸売市場 豊洲市場住所:東京都江東区豊洲6
営業:5:00~17:00、飲食・物販は店舗により異なる
定休日:日曜、祝日、休市日
アクセス:ゆりかもめ市場前駅からすぐ
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/
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この記事は2019年01月14日の情報です。 文:DiGJAPAN! 編集部
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