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築地本願寺の魅力 -参拝から人気の朝食まで-
2018年10月に築地「場内」市場が豊洲へ移転しましたが「場外」市場や築地本願寺など今でも築地は大勢の観光客で賑わっています。そんな築地本願寺を訪れる目的は、今は参拝だけではありません。行列必至の朝ごはんやオリジナル土産など人気の秘訣をご紹介します。
※現在新型コロナウイルス発生による感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の可能性がありますので、お出かけの際には施設の公式サイトでご確認ください。
※本記事は取材・撮影はコロナウイルス流行前に実施したものです。
本日は僧侶の北本さんに案内いただきました。
本堂では朝7時から入場無料で誰でも参加できる「晨朝勤行(じんじょうごんぎょう)」というお勤めがあります。入退場自由で、取材当日も数名の方が参加されていました。
貸出用に設置された読経の本には、ひらがなが付いています。外国人の方でも日本語の勉強にもなるかもしれませんね。
晨朝勤行は読経、法話、仏教賛歌の順で進められます。同じ速さ、リズムの読経を聞いていると不思議と心が安らぎます。
浄土真宗本願寺派の宗派である築地本願寺には、若い僧侶が多く女性もいます。剃髪しなくてもよい宗派だそうです。
1617年に浅草で建立した築地本願寺は、1657年「明暦の大火」で全焼し、築地に建て直されましたが、1923年の関東大震災で崩壊。現在のお寺は、建築家伊東忠太氏のデザインで1934年に完成されました。日本にある多くの寺院と違い、外観は古代インド・アジア仏教様式を模したスタイルが特徴です。
本堂に向かって左右に鼓楼と鐘楼という塔が立っています。鼓楼には現在太鼓はありませんが、鐘楼には鐘が設置されていて、大晦日や元旦には一般の人が鐘を鳴らすことができます。
本堂の内部も見どころがあります。まずは巨大なパイプオルガンとステンドグラス。日本に限定せず広く世界にアピールするために追加で造られたそうです。
毎月最終金曜12時20分~12時50分に、パイプオルガンの無料コンサートが開催されています。
築地本願寺のあちこちで動物の彫刻を見つけることができます。動物好きで知られる建築家がお寺のデザインに取り入れたそうです。
築地本願寺のパンフレットは10言語用意されています。毎月英語の法話の日もあります。
こちらが16種類のおかずとお粥、お味噌汁の全18品を楽しめる「18品の朝ごはん」。見た目が素敵なこちらの朝ごはんセットは、阿弥陀如来の四十八願の「第18願(本願)」をテーマにしているそうです。フルーツや野菜、肉、魚、豆腐、卵などが豆皿に盛られ、とても贅沢な朝食です。色合いの鮮やかさとかわいい見た目で食べるのがもったいないくらいです。お粥はおかわり自由となっています。
ほかにも「京都産あられと宇治抹茶の和グラノーラ ~カプチーノ風」など、和洋組み合わせたメニューがいろいろあります。
築地本願寺カフェTsumugiでは、ドリンクやスイーツ、ランチセットまで広く提供しています。週末は混み合うことが多いので平日がおすすめです。
※朝食メニュー「18品の朝ごはん」は提供数限定
築地本願寺カフェ Tsumugi
営業時間:8:00~21:00
朝食:8:00~10:30
定休日:無休
予約不要
築地本願寺カフェTsumugiのすぐそばには仏事関連の商品や築地本願寺オリジナルのおみやげを販売しているお店があります。
オフィシャルショップ
営業時間:9:00~17:00
いかがでしたか?
築地本願寺はみなさんが普段訪れる寺院とは違う一面を見せてくれます。ぜひ早起きして訪れてみましょう。
住所:東京都中央区築地3-15-1
参拝時間:6:00~16:30
アクセス:東京メトロ 日比谷線築地駅直結/東京メトロ有楽町線新富町駅から徒歩約5分/都営地下鉄 浅草線東銀座駅から徒歩約5分/大江戸線築地市場駅から徒歩約5分
公式サイト:https://tsukijihongwanji.jp/
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執筆兼翻訳者 Laura
東京在住のイタリア人。ガイドブックに載っていない穴場スポットを探したり写真を撮ること、そして音楽はパンク・ロックが大好きです。お酒を飲んだり、三線を弾くことも好きです。
※現在新型コロナウイルス発生による感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の可能性がありますので、お出かけの際には施設の公式サイトでご確認ください。
※本記事は取材・撮影はコロナウイルス流行前に実施したものです。
晨朝勤行に参加
築地本願寺に到着したのは朝の6時半頃。まだお寺の境内はとても静かです。本日は僧侶の北本さんに案内いただきました。
本堂では朝7時から入場無料で誰でも参加できる「晨朝勤行(じんじょうごんぎょう)」というお勤めがあります。入退場自由で、取材当日も数名の方が参加されていました。
貸出用に設置された読経の本には、ひらがなが付いています。外国人の方でも日本語の勉強にもなるかもしれませんね。
晨朝勤行は読経、法話、仏教賛歌の順で進められます。同じ速さ、リズムの読経を聞いていると不思議と心が安らぎます。
築地本願寺内をぶらり散歩
約一時間の朝のお参りのあとは、境内を散歩しました。1617年に浅草で建立した築地本願寺は、1657年「明暦の大火」で全焼し、築地に建て直されましたが、1923年の関東大震災で崩壊。現在のお寺は、建築家伊東忠太氏のデザインで1934年に完成されました。日本にある多くの寺院と違い、外観は古代インド・アジア仏教様式を模したスタイルが特徴です。
本堂に向かって左右に鼓楼と鐘楼という塔が立っています。鼓楼には現在太鼓はありませんが、鐘楼には鐘が設置されていて、大晦日や元旦には一般の人が鐘を鳴らすことができます。
本堂の内部も見どころがあります。まずは巨大なパイプオルガンとステンドグラス。日本に限定せず広く世界にアピールするために追加で造られたそうです。
毎月最終金曜12時20分~12時50分に、パイプオルガンの無料コンサートが開催されています。
築地本願寺のあちこちで動物の彫刻を見つけることができます。動物好きで知られる建築家がお寺のデザインに取り入れたそうです。
築地本願寺のパンフレットは10言語用意されています。毎月英語の法話の日もあります。
行列必至の朝ごはん
境内には参拝者がリラックスできるスペースとしておしゃれな築地本願寺カフェTsumugiがあります。各メディアでこぞって取り上げられている人気の朝ごはんをチェックしてみましょう。こちらが16種類のおかずとお粥、お味噌汁の全18品を楽しめる「18品の朝ごはん」。見た目が素敵なこちらの朝ごはんセットは、阿弥陀如来の四十八願の「第18願(本願)」をテーマにしているそうです。フルーツや野菜、肉、魚、豆腐、卵などが豆皿に盛られ、とても贅沢な朝食です。色合いの鮮やかさとかわいい見た目で食べるのがもったいないくらいです。お粥はおかわり自由となっています。
築地本願寺カフェTsumugiでは、ドリンクやスイーツ、ランチセットまで広く提供しています。週末は混み合うことが多いので平日がおすすめです。
※朝食メニュー「18品の朝ごはん」は提供数限定
築地本願寺カフェ Tsumugi
営業時間:8:00~21:00
朝食:8:00~10:30
定休日:無休
予約不要
築地本願寺オリジナルグッズをおみやげに
旅の楽しみの一つであるおみやげ探しも楽しめます。築地本願寺カフェTsumugiのすぐそばには仏事関連の商品や築地本願寺オリジナルのおみやげを販売しているお店があります。
営業時間:9:00~17:00
いかがでしたか?
築地本願寺はみなさんが普段訪れる寺院とは違う一面を見せてくれます。ぜひ早起きして訪れてみましょう。
Information
築地本願寺住所:東京都中央区築地3-15-1
参拝時間:6:00~16:30
アクセス:東京メトロ 日比谷線築地駅直結/東京メトロ有楽町線新富町駅から徒歩約5分/都営地下鉄 浅草線東銀座駅から徒歩約5分/大江戸線築地市場駅から徒歩約5分
公式サイト:https://tsukijihongwanji.jp/
YouTube Channel
執筆兼翻訳者 Laura
東京在住のイタリア人。ガイドブックに載っていない穴場スポットを探したり写真を撮ること、そして音楽はパンク・ロックが大好きです。お酒を飲んだり、三線を弾くことも好きです。
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この記事は2020年06月19日の情報です。 文:DiGJAPAN! 編集部
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