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厳冬期にしか見られない幻想的な風景 北海道で出会える「雪と氷のアート」7選

STORY

 

厳冬期にしか見られない幻想的な風景
冬のひがし北海道で出会える「雪と氷のアート」7選

 

 
 
この冬、ぜひ見ていただきたいひがし北海道の冬絶景をご紹介します。ひがし北海道はヘリや船のチャーターがなくても、手軽に絵画のような絶景が楽しめる貴重な大自然が残る場所。ひがし北海道の美しい風景をカメラに収めようと、毎年世界各地からカメラマンが訪れています。どこまでも続くような美しい銀世界で、厳しい自然が造り出す瞬間のアートに出会いにいきませんか?

 

1. ジュエリーアイス(十勝・豊頃町)

 

 

十勝川が氷結し、太平洋に流れ出た氷が波にもまれて、十勝川河口の大津海岸に打ち上げられる自然現象。海岸に点在する大小様々な氷が陽の光を浴びてキラキラと光り、まるで宝石のような美しい輝きを見せてくれます。大津海岸の氷は波にもまれるうちに角が取れ、宝石のような透明さに。鮮やかに反射した光は時間帯によって違った表情が楽しめます。
 

Information

豊頃町大津海岸 ジュエリーアイス
住所:北海道豊頃町大津海岸(MAP
期間:1月中旬~2月下旬
時間:見学自由
アクセス情報:
■公共交通機関
・JR帯広駅からタクシーで約1時間
・とかち帯広空港から十勝バスとかち帯広空港連絡バスで約40分かけて帯広駅へ。帯広駅からJR根室本線釧路行でJR豊頃駅へ約44分。JR豊頃駅から車で約30分
■ひがし北海道エクスプレスバス(2020年1月25日~3月8日の毎日運行※一部異なる日程あり)/要予約
・阿寒湖温泉、釧路空港から…「阿寒→ジュエリーアイス→帯広 11号」(帯広空港または帯広駅南口までの乗車が必要)
・帯広駅南口から…「帯広→ジュエリーアイス→阿寒 12号」(釧路空港または阿寒湖温泉までの乗車が必要)

 

 

2. フロストフラワー(釧路市阿寒湖温泉)


霜の花や冬の華とも呼ばれる、風のない早朝だけに咲く幻の花フロストフラワー。湖上の表面が氷結して霜の結晶が少しずつできあがり、氷の花が咲き乱れるような美しい絶景が広がります。大きなカルデラの中にある湖ならではの自然現象です。氷点下15℃以下で風がほとんどなく、放射冷却で冷え込みが強まる阿寒湖が氷で覆われる時期に見ることができます。薄氷の上に発生する現象のため、安全に見ていただくにはツアーに申し込む必要があります。

 

Information

阿寒湖 フロストフラワー
期間:12月~3月(結氷状態によって異なる)
時間:予約時確定※要予約
ツアー運営会社:
■鶴雅アドベンチャーベースSIRI
場所:阿寒町阿寒湖温泉4-6-10あかん湖 鶴雅ウイングス1階アドベンチャーベース【SIRI】(MAP
https://tsuruga-adventure.com/
■阿寒ネイチャーセンター
場所:阿寒町阿寒湖温泉5-3-3(MAP
http://www.akan.co.jp/snowshoe.html

アクセス情報:
■公共交通機関
・JR釧路駅から車で約1時間50分
・釧路空港から車で約1時間30分
■ひがし北海道エクスプレスバス(2020年1月25日~3月8日の毎日運行※一部異なる日程あり)/要予約
・ウトロ温泉、川湯温泉、摩周駅から…「ウトロ→網走・摩周→阿寒 2号」
・ウトロ温泉、川湯温泉、川湯温泉駅、摩周駅から…「ウトロ→摩周→阿寒→北見・網走 9号」
・網走駅、北見駅南口から…「網走・北見→阿寒・摩周・ウトロ→網走 10号」
・帯広駅から…「帯広→ジュエリーアイス→阿寒 12号」

 

 

3. アイスバブル(十勝・上士幌町)


湖底から湧き出た気泡が湖の氷に閉じ込められ、宇宙を覗き込むような神秘を感じさせる絶景です。深い黒に凍りついた湖の奥深くまで散りばめられた気泡は無数の星のようで、星空に立っているかのような気分が味わえます。湖面が凍ってから、雪が降り積もる頃までだけ短期間見ることができる自然の造形美です。冬が厳しく積雪が少ない道東ならではの絶景。

 

Information

糠平湖 アイスバブル
住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷(MAP
期間:1月上旬~3月中旬 ※詳しい湖の状態については、NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター(TEL:01564-4-2261)へお問い合わせください。
時間:見学自由
アクセス情報:
■公共交通機関
・JR帯広駅から道北バスノースライナー号旭川行で五ノ沢へ約1時間20分
・とかち帯広空港から十勝バスリムジンバス帯広空港線でJR帯広駅へ約40分
 

 

 

4. ダイヤモンドダスト(ひがし北海道全域)

 
大気中の水蒸気が冷やされ小さな結晶となって、ゆっくり降る自然現象「ダイヤモンドダスト」。よく晴れた氷点下10度以下の寒い朝に出現するといわれており、氷点下15度を下回るひがし北海道では、よくダイヤモンドダストが見られています。太陽の光でキラキラと光る美しいダイヤモンドダストを見に、早朝の散歩にでかけてみましょう。

 

Information

ダイヤモンドダスト
住所:北海道道東エリア全域
期間:12月~3月ごろ 氷点下10℃以下の日
 

 

 

5. 氷平線(野付半島)


全長26kmの日本最大の砂の半島が広がる野付半島。冬になると半島の内側の野付湾が結氷し、どこまでも続く海が、氷の地平線へと姿を変えます。どこまでも続く銀世界はまるでウユニ塩湖のよう。どこまでも真っ白な世界が広がるため、遠近法を使ったトリックアート撮影が楽しめます。氷平線の上を訪れるにはツアーへの申し込みが必須です。

 

Information

野付半島の氷平線
ツアー運営会社:株式会社別海町観光開発公社
住所(ツアー集合場所):北海道野付郡別海町野付63(MAP
期間:1月~3月中旬頃(結氷状況により異なる)
時間:予約時確定 ※要予約
http://notsuke.jp/
アクセス情報:
■公共交通機関
・中標津空港からタクシーで約50分
■ひがし北海道エクスプレスバス(2020年1月25日~3月8日の毎日運行※一部異なる日程あり)/要予約
・阿寒湖温泉、摩周駅から…「阿寒→野付→阿寒 6号」
 

 

 

6. 流氷(斜里町ウトロ)


毎年冬になると流氷が到来し、海が氷で埋め尽くされるオホーツク海。道東を代表する冬の風物詩のひとつです。クルーズ船やカヤックなどさまざまな楽しみ方がありますが、なかでも水の浸入を防ぐドライスーツを来て流氷を全身で楽しむ「流氷ウォーク®」はここだけの体験になります。運が良ければオオワシなどの野生動物に出逢ったりと、神秘的な非日常の世界を体感できます。
 

Information

流氷
住所:北海道斜里町 海沿い

流氷ウォーク®
ツアー運営会社:シンラ(知床ガイドツアー株式会社)
住所(ツアー集合場所):ウトロ地区内の宿泊施設等から送迎
期間:2月1日~3月31日 ※流氷状況により変動あり
時間:1日4回 約90分 ※要予約
https://www.shinra.or.jp/
※詳細は公式サイトでご確認ください
アクセス情報
■公共交通機関
・JR知床斜里駅から車で約45分
・女満別空港から斜里バス知床エアポートライナーで約2時間
■ひがし北海道エクスプレスバス(2020年1月25日~2月29日)/要予約
・層雲峡温泉、紋別市内、おーろらターミナル(網走)から…「層雲峡→紋別・網走→ウトロ 1号」
・標茶駅、摩周駅、川湯温泉から…「標茶→ウトロ 8号(SL冬の湿原号接続便)」
・網走駅、北見駅南口、阿寒湖温泉、摩周駅、川湯温泉駅、川湯温泉から「網走・北見→阿寒・摩周・ウトロ→網走 10号」
 

 

 

7. 霧氷(十勝・音更町)

 

霧氷は厳冬期の冬の早朝にだけ発生する自然現象。氷点下20℃以下で風のない比較的穏やかな日の早朝に、空気中の蒸気が樹木に付着して出現します。様々な気象条件が揃わなければ見ることができない希少な冬景色。日の出のタイミングが、幻想的な絶景を織りなします。除雪の状況により道路が狭くなっていることもあるので、見学は通行車両に注意が必要です。
 

Information

十勝牧場 白樺並木
住所:北海道河東郡音更町駒場並木8-1(独立行政法人家畜改良センター十勝牧場)(MAP
期間:2月上旬~中旬
時間:見学自由(ただし、冬季の一般客の見学は白樺並木のみ見学可。売店・案内所等は営業なし)
アクセス:
■十勝までのアクセス(公共交通機関)
・とかち帯広空港から十勝バスとかち帯広空港連絡バスで帯広駅バスターミナルまで約38分
■十勝牧場までのアクセス
・JR帯広駅からJR帯広駅から車で約30分
 
 

移動に便利な「ひがし北海道エクスプレスバス」

車の運転が難しい冬の北海道・道東を旅したい方におすすめの期間限定バス「ひがし北海道エクスプレスバス」。ひがし北海道にある空港と観光地や宿泊施設を結んでいるので、冬期間でもスムーズにひがし北海道の観光を堪能できます。全部で12ルートあり、24時間オンライン予約・決済が可能。冬ならではの絶景・グルメが楽しめます!
 

 

ひがし北海道エクスプレスバス

運行期間:2020年1月25日~3月8日毎日運行 ※一部違う日程あり
バスの利用条件:バス利用の際は指定の宿泊ホテルに宿泊することが条件となる
予約方法:オンライン予約、または下記問い合わせ先から
予約・お問い合わせ:
エクスプレスバス個人予約センター・株式会社ホワイト・ベアーファミリー札幌営業所
TEL:011-806-0212(平日・土曜10:00~17:00 ※日曜・祝日除く)
https://easthokkaido.com/expressbus_winter/

 

 

冬のひがし北海道への行き方

海外または本州から北海道の東部エリアの“ひがし北海道”へは飛行機が便利。エリア内には、5つの空港(とかち帯広空港、たんちょう釧路空港、中標津空港、女満別空港、オホーツク紋別空港)があり、それぞれ東京を中心とした本州からの便があります。たんちょう釧路空港には関西空港からLCCのピーチアビエーションが就航しており。より気軽にひがし北海道の旅を楽しめるようになりました。本州からの便は季節によって異なるので、詳細は各航空会社や空港のサイトでチェックしてみてくださいね。

 

 

まとめ

雄大な自然が残るひがし北海道のさまざまな気象条件下でなければ見られない冬の絶景はいかがだったでしょうか?目を奪われるほどの美しい景色や大自然を体いっぱいに感じられるアクティビティなど、思いもよらない出会いがあるかもしれません。厳しい気候のなかで自然が作り出す感動を、あなたの目で確かめてみませんか?

※上記の記事は2019年11月時点の情報を元に作成しています。
※気象状況等でご紹介した景色が見られない場合もあります。お出かけ前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。

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この記事は2020年01月22日の情報です。 文:DiGJAPAN! 編集部

 

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