「外国人旅行者に直撃インタビュー」シリーズ第二弾。
前回インタビューした外国人観光客が口をそろえるのは「私たち観光旅行者向けのちょうどいい地図がなかなかない」ということ。そんな声に応えようと、DiGJAPAN!を運営している昭文社が2016年に発売した、訪日外国人観光客向け英語版地図『Tourist Map』シリーズの東京版『TOKYO 東京 Tourist Map』をみなさんに見ていただきました。さて、気になる反応は…?
「外国人旅行者に直撃インタビュー」シリーズ第一弾「ニッポンの地図、ここがヘン!?」の記事はこちら
東京版『TOKYO 東京 Tourist Map』
「これが新しい地図?しっかりした紙なのが日本っぽいね!」
「ペラペラじゃなくてしっかりした紙なのはいいね、ポケットに入れても破れにくそうだ。これは…空港からのアクセスに、用語集?こういうちょっとした情報があるのは日本の地図って感じがするよ。この地図だと、情報が整理されていていいね」
「写真があるのはいいね。これなら歌舞伎町にもたどり着けそうだ!」
「ああ、写真でランドマークを入れているんだね。これは便利だと思う。新宿の歌舞伎町の入り口は前に来たときは見つけられなかったんだよ。こういう入り口を探せばよかったのか」
「路線図は…これならちょうど良さそうだわ」
「これが新しい地図なの?路線図は…これね。カラフルできれいだわ。どこでどう乗り換えればいいのかもわかりやすいと思うわよ。軽いし、必要な部分だけさっと見られるように折りたたんで、バッグに入れておけるのが嬉しいわね」
「エリア分けが見やすくていいね、スマートフォンと併用できそうだ」
「東京全体の地図の他に、エリアごとの詳細があるんだね。ホテル、コンビニ、郵便局…うん、わかりやすいと思う。行きたい場所やルートの情報をスマートフォンで調べてこの地図にマークしておけば、街中ではこの地図を見るだけで十分そうだね」
「英語地図だけじゃなく、漢字の表示もあるのがいいわね!」
「これ、どこに売ってるの?ホテルのフロントや駅にあると便利そうね…。エリアごとの範囲はコンパクトだけど、スマートフォンも使うからこれくらいの情報があれば十分だと感じるわ。値段は上海で売ってる市街地図より高いけど、使ってみてもいいと思う」
日本の地図は他国に比べて情報量が圧倒的に多いため、昭文社の地図は観光に特化するように調整する必要があります。調整に必要なのはとにかく「外国人目線」。
自分が外国人だったら、初めての国を歩くときに、どんな情報を必要とするだろう?というところから始まり、空港からホテルに行く、ホテルから観光にでかける、観光地を巡る…旅行中のいろいろなシーンを想定して、何を目標にして歩く?どこを待ち合わせ場所にする?など、まっさらな「外国人目線」で日本の街を見直して地図を作り上げていくことで、外国人観光客にとって使いやすい、便利な地図を実現することができるのです。
また、海外出身スタッフチームのメンバーが、ぞれぞれの出身国の文化や習慣、観光に対するリアルな意見で多言語地図の改善に協力しています。
≪DiGJAPAN!スタッフチームはこんな感想を持ちました!≫
<海外出身スタッフチームによる改善アイディアの成果はアプリにも!>
訪日外国人観光客向け無料観光アプリ「DiGJAPAN!」でも、海外出身スタッフからの意見や要望を随時反映して、改善を重ねています。
地図の見やすさだけでなく、観光スポットをリストと地図で同時に表示・確認できるUIなど、使い勝手にもこだわっています。
DiGJAPAN!アプリダウンロードはこちら
外国語の地図づくりで重要な事は、単に地図に記載されている内容を正しく翻訳するということだけではありません。
例えば、日本語とアルファベットでは1つのものを表すのに、文字数が違い過ぎてしまうため、日本語版の地図の情報全てを外国語版の地図に収めることはできません。そこで、建物の名前・通りの名前などの表記文字や色をシンプルにして、必要な情報を読み取りやすくするなど、情報量やデザインまで工夫する必要があります。
これからもっともっと増加するであろう訪日観光客の方々に、日本を快適に旅してほしい。昭文社がそんな思いを込めた作った外国語地図。見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
※この記事は昭文社コーポレートサイトからの提供記事です。
前回インタビューした外国人観光客が口をそろえるのは「私たち観光旅行者向けのちょうどいい地図がなかなかない」ということ。そんな声に応えようと、DiGJAPAN!を運営している昭文社が2016年に発売した、訪日外国人観光客向け英語版地図『Tourist Map』シリーズの東京版『TOKYO 東京 Tourist Map』をみなさんに見ていただきました。さて、気になる反応は…?
「外国人旅行者に直撃インタビュー」シリーズ第一弾「ニッポンの地図、ここがヘン!?」の記事はこちら
東京版『TOKYO 東京 Tourist Map』
折りたたむと10cm×20cmとコンパクトになるので携帯に便利
「これが新しい地図?しっかりした紙なのが日本っぽいね!」
「ペラペラじゃなくてしっかりした紙なのはいいね、ポケットに入れても破れにくそうだ。これは…空港からのアクセスに、用語集?こういうちょっとした情報があるのは日本の地図って感じがするよ。この地図だと、情報が整理されていていいね」
Guillauneさん(フランス)のGOODだと思ったポイント 「特に、この空港からのアクセスがまとまっているのが気に入ったよ。コンパクトだし、これなら持ち歩いてもいいかなと思う」 |
「写真があるのはいいね。これなら歌舞伎町にもたどり着けそうだ!」
「ああ、写真でランドマークを入れているんだね。これは便利だと思う。新宿の歌舞伎町の入り口は前に来たときは見つけられなかったんだよ。こういう入り口を探せばよかったのか」
陳昇龍さん(マレーシア)のGOODだと思ったポイント 「目印が写真で可視化されているのはとてもいいね。カラフルだけど、見やすい地図になっていると思う。英語圏だけではなく、アジア、ヨーロッパ、イスラム…日本を訪れる人は様々だから、どんな言語・文化の人にもわかる表示が大切だよね」 |
「路線図は…これならちょうど良さそうだわ」
「これが新しい地図なの?路線図は…これね。カラフルできれいだわ。どこでどう乗り換えればいいのかもわかりやすいと思うわよ。軽いし、必要な部分だけさっと見られるように折りたたんで、バッグに入れておけるのが嬉しいわね」
RIITAさん(フィンランド)(写真右)のGOODだと思ったポイント 「私の持っている地図は大きかったり、小さすぎると思っていたの。このくらいのサイズの地図はちょうどいいわね。次は京都に行きたいと思ってたから、これの京都版はぜひ使いたいと思うわ!」 |
「エリア分けが見やすくていいね、スマートフォンと併用できそうだ」
「東京全体の地図の他に、エリアごとの詳細があるんだね。ホテル、コンビニ、郵便局…うん、わかりやすいと思う。行きたい場所やルートの情報をスマートフォンで調べてこの地図にマークしておけば、街中ではこの地図を見るだけで十分そうだね」
陳奕龍さん(マレーシア)のGOODだと思ったポイント 「新しい地図記号のほうが断然わかりやすいね!これからはこっちに統一されるといいな。特にホテルは目印にしやすいから、わかりやすく書かれているのはすごくいいね」 |
「英語地図だけじゃなく、漢字の表示もあるのがいいわね!」
「これ、どこに売ってるの?ホテルのフロントや駅にあると便利そうね…。エリアごとの範囲はコンパクトだけど、スマートフォンも使うからこれくらいの情報があれば十分だと感じるわ。値段は上海で売ってる市街地図より高いけど、使ってみてもいいと思う」
Tanyaさん(中国上海)(写真右)のGOODだと思ったポイント 「英語だけじゃなくて、漢字でも表示があるところがいいと思うわ。看板や表示と見比べられるもの。フリーで配っているものより使いやすそうだし、観光向けに調整されているのね。日本には、訪日外国人向けの地図やアプリもあるってことが、上海でももっと知られるといいわね」 |
徹底的に外国人目線!多言語地図作りの秘密とは?
日本の地図は他国に比べて情報量が圧倒的に多いため、昭文社の地図は観光に特化するように調整する必要があります。調整に必要なのはとにかく「外国人目線」。
自分が外国人だったら、初めての国を歩くときに、どんな情報を必要とするだろう?というところから始まり、空港からホテルに行く、ホテルから観光にでかける、観光地を巡る…旅行中のいろいろなシーンを想定して、何を目標にして歩く?どこを待ち合わせ場所にする?など、まっさらな「外国人目線」で日本の街を見直して地図を作り上げていくことで、外国人観光客にとって使いやすい、便利な地図を実現することができるのです。
また、海外出身スタッフチームのメンバーが、ぞれぞれの出身国の文化や習慣、観光に対するリアルな意見で多言語地図の改善に協力しています。
≪DiGJAPAN!スタッフチームはこんな感想を持ちました!≫
ウォンギットルンルアン マッタニィ(タイ・バンコク出身 2010年から日本在住) 英語版の地図を見ると、同じものを指しているのに表現がバラバラなのは気になります。タイ語や韓国語の場合はいろんな書き方があるので。精査しなくてはいけませんね。 |
レイチェル アン ラガーリ(米国・コネチカット州出身 2012年から日本在住) 東京はJRや地下鉄など路線がとても多いので、わかりやすさが大切。駅名だけでなく、観光名所の場所もわかるような路線図があるといいなと思います。 |
金 政娟(韓国・ソウル出身 2009年から日本在住) 観光客にとって、やっぱりお買い物は楽しみの一つ。有名店や有名ドラッグストア、東急ハンズなどお店のロゴが入っているものがあるといいなと思います。お買い物に特化した地図も企画したいですね。 |
曾 依麒(台湾・台北出身 2011年から日本在住) 観光用なので、掲載する情報は観光客向けに整理されているといいと思います。建物以外にも、メイン通り、有名な待ち合わせ場所も大事な情報なので、しっかり載っているととても助かります! |
張 迪(中国・北京出身 2006年から日本在住) 中国人は実用重視。デザインが可愛いのも大事ですが、安全にかかわるところ、病院、警察、避難所、交通機関などがわかりやすい地図がいいですね。 |
<海外出身スタッフチームによる改善アイディアの成果はアプリにも!>
訪日外国人観光客向け無料観光アプリ「DiGJAPAN!」でも、海外出身スタッフからの意見や要望を随時反映して、改善を重ねています。
地図の見やすさだけでなく、観光スポットをリストと地図で同時に表示・確認できるUIなど、使い勝手にもこだわっています。
DiGJAPAN!アプリダウンロードはこちら
地図がわかりやすいと旅が快適になる!
外国語の地図づくりで重要な事は、単に地図に記載されている内容を正しく翻訳するということだけではありません。
例えば、日本語とアルファベットでは1つのものを表すのに、文字数が違い過ぎてしまうため、日本語版の地図の情報全てを外国語版の地図に収めることはできません。そこで、建物の名前・通りの名前などの表記文字や色をシンプルにして、必要な情報を読み取りやすくするなど、情報量やデザインまで工夫する必要があります。
これからもっともっと増加するであろう訪日観光客の方々に、日本を快適に旅してほしい。昭文社がそんな思いを込めた作った外国語地図。見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
※この記事は昭文社コーポレートサイトからの提供記事です。
この記事が気に入ったら
DiGJAPAN!にいいね!してね。
この記事は2017年01月12日の情報です。 文:DiGJAPAN! 編集部
最新コメント | 0件のコメント
DiGJAPAN!会員になると
コメントが投稿できます。
会員登録