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目で食事を楽しむ~笠間焼の器とローカルフード~笠間焼を楽しめるカフェレストラン3選

STORY

 

目で食事を楽しむ~笠間焼の器とローカルフード~笠間焼を楽しめるカフェレストラン3選

 

 
 
みなさんは「日本人は"目"で食事を楽しむ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。笠間のような陶芸で知られている土地を訪れると、特にそれを感じることができます。日本遺産にも指定された現代の笠間焼は、厳格な伝統というよりも、自由な芸術表現が知られています。笠間のカフェやレストランの多くは、味もさることながら、五感で食事を楽しんでもらえるように、料理にぴったりの笠間焼の器を選んでいます。
今回は、笠間焼にこだわったカフェレストランを3店ご紹介します。
 
 

cafe柚の木 ―「今、ここ」を楽しむ

 

田んぼと、森に覆われた丘の間に佇むこのカフェは、都会の喧騒やストレスから逃れるのに最適な場所のようです。

 

 

お店に入り、靴をスリッパに履き替えます。濃色の木材が使われた木造の店内は、ほの暗いあかりが灯り、古い農家のような落ち着いた雰囲気の空間になっています。
大型の店舗ではないですが、天井が高く、広々としていて開放感があります。

 

 

オーナーはきっと猫好きなのでしょう。料理が来るのを待つ間、笠間焼の器のほか猫をモチーフにしたコースターや手作り品を眺めて楽しむことができます。静かな音楽と周りのお客さんの優しい話し声が心地よく、リラックスさせてくれます。

 

 

こちらのお店では、地元の食材を使用しています。お米も近くの田んぼでオーナー自ら育てています。メインディッシュは、豚ロース焼き、ハンバーグ、季節の魚、ドリアから選べます。ドリンクやデザートのメニューもあります。
使われている食器は落ち着いた控えめなデザインで、お店全体の穏やかなムードの味付けに一役買っていると感じました。
メインディッシュはとてもおいしく、最初の一口を食べるとまるで時間が止まったかのような感覚になります。考え事や心配事はすべて消え去り、求めるものは「今、ここ」を楽しむこと、それだけです。

 

Information

cafe柚の木
住所:茨城県笠間市笠間4472
営業時間:11:00~16:00(L.O.14:30)
定休日:火曜、土曜(臨時休業あり)
https://ameblo.jp/yuzunoki288/

 

 

 

CAFÉ 二葉 ― 空間と時間の融合

 

「CAFÉ 二葉」は、笠間稲荷門前通り沿い、かさま歴史交流館井筒屋から笠間稲荷神社の大鳥居へ向かう途中にある比較的新しいレストランです。

 

 

お店の入り口前にあるメニューボードには、ランチセットの写真が貼り出されています。カフェについてもっと詳しく知りたい方は、お店のインスタグラムもチェックしてみてくださいね。

こちらのメインディッシュは、タイ、ハワイ、インドなどの料理をベースにしています。地元の新鮮な野菜を使ったサラダや、和風のミニデザートも付いていて、食と文化がおいしく混ざり合っています。量が多いのでお腹いっぱいになりますが、後でデザートを食べに戻ってきたくなるかもしれません。

 

 

西欧のレトロな家具とそれにマッチした音楽が、現代的な笠間焼の器に盛られた多国籍料理と相まって、空間と時間の見事な融合を生み出しています。

 

 

サイズ、形、色の異なる食器がトレイの上で調和しているので、料理の写真を撮るのがそれほど好きでない方も、撮らずにはいられなくなるかもしれません。
入口にディスプレイされている陶器も忘れずにチェックしてくださいね。気に入ったお皿やカップがあれば、同じようなものをカフェで買うことができますよ。
 

Information

CAFÉ 二葉
住所:茨城県笠間市笠間1188-2
営業時間:10:30~17:00
定休日:木曜、金曜
https://www.instagram.com/cafe.futaba/

 

 

 

雑貨&cafe kinomi ― カップを選ぶ

 

笠間駅から笠間稲荷神社に向かう途中、花屋さんだと思いながらこのカフェの前を何度も通ったことがあります。私のように間違えないでくださいね。「kinomi」は、観光のメインストリートである門前通りのすぐ近くにあるので、ひと息つく場所や食後に甘いものを楽しむ場所を探しているなら、こちらへどうぞ。

 

 

コーヒー、紅茶、ジュースとその日のデザートが味わえます。何よりも素晴らしいのは、オーナーが30年以上かけて集めた笠間焼や益子焼の素晴らしいコレクションの中から、自分の好きなカップを選べるところです。

 

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ブラックコーヒーは驚くほどソフトな味わいでした。ブラウニーはほろ苦さと甘さのバランスがちょうどよく、食感もなめらかでした。最も印象的だったのはレアチーズケーキで、絹のような繊細さと濃厚でクリーミーな味わいがありました。

 

 

このカフェのインテリアは、食器、アクセサリー、手作りの工芸品など、何百もの小物で成り立っています。テーブルごとにそれぞれの雰囲気があります。オーナー自身が作った装飾品もあるので、2階のギャラリーをチェックすることもお忘れなく。

 

Information

雑貨&cafe kinomi
住所:茨城県笠間市笠間1539−3
営業時間:11:00~18:00
定休日:月~水曜
https://kinomi-cafe.business.site/

 


※上記の記事は2021年11~12月取材時点の情報を元に作成しています。
※ご紹介情報は施設・店舗等の都合により変更される場合もありますので、お出かけ前に事前に公式サイト等でご確認ください

 

 

 

執筆者
ナターリア
豊かな自然に恵まれた茨城県を好きになったロシア人の合気道修行者。自然、言語学、手工芸、写真撮影などが好きです。旅行や様々な文化的背景を持つ人々と交流を通して世界を探求するのを楽しみにしています。

 

 

 

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この記事は2022年02月24日の情報です。 文:DiGJAPAN!地方特派員

 

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