東京から特急で約1時間15分、車では約2時間という場所にありながら、温暖な気候に恵まれる千葉県・房総半島。春には、菜の花が美しいフラワーパークや、桜が咲き誇る養老渓谷への花見など、国内外から訪れる観光客で大きな賑わいを見せます。そんな房総エリアを、DiGJAPAN!編集部のスタッフがぶらり旅。人気ローカル線・いすみ鉄道の「ムーミン列車」に揺られながら、房総の春を楽しんできました。
旅の出発地・大原駅で乗車券&駅弁を購入
いすみ鉄道
平日約15往復運行。日中は約1時間に1本の割合で運行。土・日曜、祝日は約10往復運行のほか、急行もあります。
ムーミン列車
いすみ鉄道を走る車両のひとつ。車体に『ムーミン』のキャラクターがあしらわれており、沿線の自然を「ムーミン谷」に見立てて運行している。
駅弁の購入方法
大原駅売店で土・日曜、祝日限定販売。
要事前予約(木曜日の13:00まで、月曜が祝日の場合は金曜13:00まで、火曜~金曜が祝日の場合は2日前の13:00までに予約する必要があります)
電話:0470-82-2161(受付時間9:00~17:00、日本語対応のみ)
ムーミンに囲まれながら移動
※写真提供:(公社)千葉県観光物産協会
ムーミンに会いに国吉駅で途中下車
その目的は、構内にあるムーミンショップ「ぶぁれーういんず」。たくさんのムーミングッズが揃っているのでお土産探しにぴったり。
ぶぁれーういんず(国吉駅構内)
営業時間:10:00~16:00
定休日:無休
レトロな車両が勢ぞろいの鉄道公園
元は養鶏場だった地に、いすみ鉄道の古い車両や昔の丸の内線、今は廃止された寝台特急などの車両を並べて、ギャラリーやカフェとして利用している公園です。
形や色が異なるさまざまな電車を、間近で見たり乗車できるので、鉄道旅におすすめの場所です。入場料はなんと無料!
ポッポの丘
住所:千葉県いすみ市作田1298番地
営業日:月・金・土・日曜、祝日
営業時間:10:00~16:00
江戸の街並が残る大多喜駅周辺を散策
上総中野駅から疲れを癒す温泉へ
ムーミン列車の旅もここで終わりですが、上総中野駅にも、日本の春を感じられるスポットがあるという情報が……。
駅前から路線バスに乗って約20分。自慢の露天風呂では、春は桜、秋は紅葉と、季節によって変わる景色を見ながら入浴できるのだそう。温泉にじっくり浸かれば、1日の疲れも吹き飛びます。
ごりやくの湯
住所:千葉県夷隅郡大多喜町粟又176
営業日:10:00~19:00(閉館20:00)※冬期(例年1月上旬~3月中旬)は平日 ~18:00(閉館19:00)
料金:大人 1,050円、小学生 650円、幼児500円
ごりやくの湯への行き方
上総中野駅より小湊バス粟山行に約20分乗車。終点 粟又で下車して徒歩3分です。
※1日5本運行(日曜・祝日は1日1本運行)
※バスの本数が少ないため事前に確認しておきましょう。
Information
特急わかしお号は毎時1本程度、20:20が最終です。
JR外房線(毎時2本程度)→総武線快速(毎時5~7本)ルートは22:02が最終です
ニッポンの春はこれだけじゃない!?
沿線に咲く菜の花や桜など、車窓から景色を眺めているだけで日本の春を感じることができました。大満足の房総の旅でしたが、同じ千葉県に、春ならではの “体験”スポットがあるのだそう。
まだまだ終わらないニッポンの春満喫ツアー。
vol.2では、狩り放題、食べ放題の贅沢な“いちご狩り”をご紹介します。
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この記事は2016年03月22日の情報です。 文:DiGJAPAN! 編集部
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